2013-04-01

はやく虐待致死罪を作ってくれ

虐待死のニュースを聞かない月がないくらい、頻繁に子どもが殺されている。

しか虐待死に対する刑罰は、大人同士の殺人に比して軽い。そもそも殺人罪にさえならず傷害致死で扱われているものも多い。

実際には、これ以上ないくらい残酷非道行為を長い間続け、その結果死に至っているというのにも関わらず、だ。「殺すつもりはなかった」と犯人が言ってしまえば、どんなに残酷暴力を繰り返していたとしても、誰が見ても「それは死ぬだろ」と思うような攻撃を加えていても、たいていはそれで殺人罪回避できてしまう。特に母親場合量刑が甘いように思う。

しか虐待を受けた子どもストレス、辛さ、苦痛はそんなものの比ではないはずだ。大人のストレス発散のサンドバッグにされ、信頼出来るはずの唯一の親にまで裏切られ、理不尽暴力に反抗することも抵抗することも逃げ出すこともできず、ただなすがままに非道暴力の的になって殺されてしまう。しかも長期的、継続的に、である。死にまで至らない子にしてみれば、逆にその地獄が大人になるまでの永遠とも呼べる長い時間続くのだ。

どうしてこんなことが許されているんだろう。同じことを大人がされたら、全ての抵抗する力を奪われ、日がな暴行を受け、最終的に死んでしまう。そうなった場合、軽い罪ですむだろうか?

虐待について法的に殺人罪適用するのが難しいというのなら、虐待致死罪、虐待致傷罪を作って、子どもに対する継続的な暴力、度を越した暴力については、大人同士の傷害致死、傷害致傷よりも重い罰を、致死の場合殺人と同等の最高死刑くらいの罰を与えるべきだろう。復讐とか腹いせではなく、抑止効果再犯の防止のために、一人でも殺される子、虐待される子を減らすために。厳罰による抑止効果に対する疑問の声もあるかもしれないが、厳罰化して虐待問題が改善することはあっても、悪化することはないだろう。

もはや子殺しの問題については、のんびり考えている場合ではない。その間にも次々に子どもが殺され続けている。虐待の疑いのある子どもを、警察や次自体が調査、検査できる法律とともに、虐待致死罪、虐待致傷罪を早急に法整備すべきだ。

  • そんな罪を作ったところで、満たされるのは元増田のような「現在進行形の育児と無関係な人間の処罰感情」だけで、一歩間違ったら死刑になるとわかっていて子供を作るバカなんか誰...

    • あなたが言っているのは「少子化対策のために、育てられなかったら殺しちゃってもいいからとにかく子どもを産め」ということだよアハハ。 なんて冗談はともかく、「虐待にはアメ...

      • うん、で、だからアメリカでは『虐待が軽度のうちに親子を引き離して重篤な虐待を未然に防ぐ』システムがある程度整っている。だからこそそこから洩れてしまうほど『巧妙で重篤な...

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