自分の観測範囲が狭い、母数が少ない、と言われればそれまでだが。
先日、自分の母校(神戸市東部にある某中高一貫男子校)の卒業生の同級生A君(40歳台)と会話したが、
「同級生の●君、京大出て年収1、200万円もあって、でも独身・・」てな会話をしていた。
A君の周りの同級生たち(東大卒京大卒医学部卒)を見渡しても、軒並み独身があふれている。
かくいうA君も、国家公務員キャリア職だが、ようやっと最近結婚した有様。
「高学歴・高年収は結婚しやすい、日本の非婚化は非正規雇用で低収入若者が多いから」
「高学歴だろうが、高収入だろうが、女性との交際スキルに乏しい輩は、なかなか結婚できない」
という感じなのだが。
自分も女性との交際スキルは不得手で、だから大学時代とかには女性交際経験はゼロ。
統計学的には、「男性年収と婚姻率、男性学歴と婚姻率の間には正相関が存在する」のだろうが、
世間で思われているほどの強い正相関は現れていないのでは?
年収300万円、400万円レベルであれば、確かに正相関は認められるだろうが、
700万円を超えると、そこから先は、あまり正相関は見られないのではないか?
一定レベルの年収(700万?)を超えた時点で、婚姻率は別の因子、
それこそ「高校時代の女性経験の有無」とか「イケメン度」とか、そういう因子との正相関が、より強くなってくると思う。
http://www.jil.go.jp/institute/reports/2005/documents/035_02.pdf 図表II-1-10で、 男性600万-699万にピークがあるのはそこらへんが原因かもね。圧倒的高収入が一番高いとはいえ。
それ、34歳までしかないじゃん。 高収入だと晩婚傾向だから34歳までの既婚率が低くなる、というのもあるのでは。