2011-03-20

http://anond.hatelabo.jp/20110320133158

理屈バカの俺がまったくの初心者がとっつきやすい本を紹介するぞ。

調理に入る前に気分を高める本

フランス料理の学び方―特質歴史 (中公文庫) 辻 静雄

歴史からフランス料理考察している。

現存する料理の原型から考察することで、個々の調理工程化学的な本質が見えてくる。

たとえばシチューカレーの"ルー"とはどういう必要性で、どういう技術革新によって、どういう世界で生まれどう発展したのか、という感じの書き方。

右手包丁左手醤油 (文春文庫PLUS) 小山 裕久

これは文化論的なエッセイ日本人にとって、という視点が強い。

日本料理神髄 (河出文庫)小山 裕久

右手包丁ほとんど読み物だが、これはずいぶんと理屈っぽい。

大使閣下の料理人 (モーニングKC)西村 ミツル, かわすみ ひろし

漫画。とにかく気分が高まるから読んどくといい。

技術

家庭科の実習書あたり。

食品成分表をあわせて読むこと。

応用編

・割合で覚える和の基本 村田 吉弘

今日の料理で連載していた人気コーナーを本にしたもの。

割合で味付けを決めてしまからかなり乱暴だが、味見しなくともそこそこ美味しい味付けになる。

・大好きな炒めもの ウー ウェン

中華はとりあえず味覇(ウェイパー)という調味料さえあればなんとかなるんだが、それを使わないならこの本。

中国食文化に関しても触れていて◎

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