はてなキーワード: 陶冶とは
珍獣くえす [2010.1.30]
生産性の向上とは、ようするに、工程の見直しによる節約や合理化、賃下げ、人員整理といった国民所得を引き下げ、雇用を切り捨てる事である。
切り捨てた側は、一時的にバランスシートが良くなり、株価が上昇したりするが、これらの行為は、継続して行う事が出来ない。今年成功したから、来年も再来年もという、事業としての継続性が存在しないのである。
切り捨てられた側は、下請け企業ならばコストダウンによる利益幅の低下が発生し、労働者ならば賃下げによる消費性向の冷え込みや解雇による無職化といったリスクが発生する。
生産性の向上が景気の回復に繋がるのは、唯一、向上した分だけ生産高を高め、販売できた時である。解雇も賃下げもせず、生産量の増加だけを達成し、価格を据え置いたり引き下げたりして、消費者に大量に、湯水の如くに供給して換金する事が出来る場合に限られる。
そのような商材や売り先が、今、どこにあるのであろうか。
商材や売り先が無い状態で生産性の向上を進めるということは、縮小再生産を行うということで、産業が支えられる人口が減っていくという事になる。解雇されてはじき出された人は、社会保障が支えるとなるが、その原資である税収も減るので、遠からず、破綻する事になる。
ケインズ主義の総需要を増やす為に財政出動という話にしても、その財政出動の乗数効果が実効税率の逆数以上でなければ、財政赤字を増やすだけとなり、かえって消費や景気を冷え込ませるのである。
行うべきは、生産性ではなく、創造性の向上であり、アイディアや技術の実現を奨励し、懲罰的賠償金制度のような、チャレンジを妨害する制度をやめさせる事である。
無条件にやめさせることは出来ないので、問題となった装置や製品の市場占有率を基に、支配的立場にあるメーカーに対しては請求できるが、そうでないメーカーには請求できないというような制限をかけるだけでも、サードパーティが増え、市場における競争を発生させる事が可能となる。特許においても、独占型の場合には無条件で支配的立場になるが、非独占型であれば、市場占有率が十分に低ければ支配的立場にはならないという逃げ道を作れるのである。特許は本体が持ち、実際の製造は子会社や協力企業にばら撒く事で、問題の発生した製品を製造している企業は沢山あっても、どれも支配的立場にないから通常の賠償は負担させられるが、懲罰的賠償は被らないで済むという回避が可能になるのである。
不都合の出てきている制度の改廃こそが立法府の本分であり、財源が無いのに税金のばら撒きをやるべきか否かや、どこにばら撒くか、あるいは、ばら撒き先との癒着である賄賂等の政治と金の問題でゴタゴタしているのは、与野党共に、本分を忘れているとしか思えない。
自民党から追い出された議員達が与党になっているが、自民党から追い出された理由であるお金の問題や失言や暴言は、全然治っていないようである。自民党だったらとっくに辞職や離党勧告モノである。実際に追い出されているのに、反省していなかったようである。野党暮らしをしても人格は陶冶されないというのが、政治家という職業なのであろう。
http://anond.hatelabo.jp/20081217155611
どうすればここまで歪んだ解釈ができるのだろうかと感心してしまいます。何もかも周囲の無理解が悪いのですか?世間が悪いのですか?苦労はしているようですけど、それが全く自己の陶冶に役に立っていない好例ですね。
この文章の中で一番腹立たしいのがココです。
>公務員は安定しているからと選んだ仕事だ。人手不足の時代に「是非、うちに来てくれ!」と言われて就職し、遅刻や欠勤に気をつけ、言われた仕事をただソツなくこなしていれば、後は勉強などしなくても順調に出世できた
貴女は父親のことをどれだけ知っているのですか?
「女はラクでいい」という発言は確かにデリカシーに欠けていますが、だからといって父親は全く苦労していないような言い方は無茶もいいところでしょう。社会人として生きていれば、仮に一見楽に見えたとしても実際のところは相応の苦労があるものですよ。あと、世代としてどうであったかと、父親個人の生き方は全く別の話でしょうに。いくら「両親の協力には感謝してる。」と書いていても、これでは表面上の態度にしか見えませんね。
大体、問題の原因は離婚の件にせよ資格取得の件にせよ、更には就職の件にせよ、貴女の見通しが甘い事が第一ではないですか。これだけ適当なことをやっていて、それでも子供一人かかえて生きていけるのですから「女はラクでいい」と皮肉の一つを言われるくらい我慢したらいかがですか?
そもそも、貴女は今いい大人なのに両親の世話になっているんですよね。それをどうお考えなのですか?愚痴を言う前に、自らを恥じるのが通常の順序というものでしょう。貴女が両親の面倒を見たくないという前に、両親が貴女の面倒を見たくないのではないのですか?そういう想像力は無いのですか?
貴女が今置かれている状況は、自己責任以外の何物でもありえませんよ。