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はてなキーワード: 孤児著作物とは

2021-04-29

著作権にも登記簿必要だと思う

売られているグッズには必ず著作権表示をつけないといけないくらい徹底されているのに、

積極的に売られなくなった作品著作権権利者にすら省みられなくなってしまう。

権利者の所在が分からなくなった著作物孤児著作物というけれど、

そういったものが産まれ根本的な原因は著作権という権利が無形式主義に基づく権利

まりその著作物が生まれたら自動的自然発生する権利であるからなんだよな。

企業解散、もしくは権利者の死亡で上手く著作権譲渡されなかった著作権本来消滅するのだけれど、

本当に譲渡されなかったかどうかを確かめる術はあまりにも少ない。

権利者が生きているのか死んでいるのかすらわからないこともある。

そういった理由で宙に浮いたまま誰が著作権を持っているのか分からなくなってしまった孤児著作物が世の中にはたくさんある。

 

日本を含めたいくつかの国には一応裁定制度という「ちゃんと探したけれど権利者がどこにいるのかわからなかったらつかってもいいよ」という仕組みがあるけれど

利用された例はまだ多くない(ファミコンミニジャンプに収録された北斗の拳とかヤマジュンパーフェクトのような使用例はあるんだけど)しその上

裁定制度根拠ベルヌ条約途上国向けの附属書に書かれている強制許諾という仕組みなのでそもそも先進国では条約違反なのではないかという声すらあるという。

 

著作権がどうなっているのか、

孤児著作物を減らすにはそういう風にして誰がどの版権を持っているかという情報を公にしていくしかないと思うんだよなあ・・・

もちろん無形式主義は維持しつつ、著作権著作者の手から離れたり著作者以外に利用されたりする時には登記義務づけるようにして

それが正しく行われず権利者が分からなくなったら強制的にパブリックドメインにするというのは何か問題あるかな

2019-03-02

anond:20190301015035

そうおもうよ。著作物流通著作権が切れると一気に増えるというのがある。

孤児著作物と言って、そもそも誰が権利を持っているかからなくなて使えない著作物が増えている。

理想的には、発表後10年以上とか、作者が死んだ後、発表会社倒産した後のものは、登録した末に権利を持つようにするべきだと思う。

ディズニーみたいに投資して、長く著作物意味をもたせて、誰に許諾を取ればいいかはっきりしているところは永久権利を持たせてもいいけど、

使わなくなった著作物、誰に許諾を求めればいいのかわからないような著作物権利を消していくべきだと思う。

2019-01-31

著作権保護期間が延長された世界でも、できることはたくさんある #著作権長後

https://hon.jp/news/1.0/0/14964

 実証実験を行う中で見えてきた課題は、「大量処理への対応」「事務的手続きの円滑化」「対応可能範囲拡張」の3点。実際のところ、著作権よりも、肖像権や疑似著作権などのほうが問題になるのだという(参考記事「疑似著作権所有権肖像権…… デジタルアーカイブには著作権以外にも課題が山積」)。

これは納得がいく。でも、疑似著作権ではなくて、擬似著作権ね。

下記はなんだよこれ・・・

 世の中には、著作権にうるさい人がいっぱいいる、と田中氏。それにより、せっかくの試みもシュリンクしてしまうし、議論封殺されてしまうのだ、と。二次創作については、相当程度の国民の支持があったからなんとかなった。だから、「孤児著作物活用は、文化政策にとって良いこと」という合意形成をしたい。そのためには「著作権厨」をなんとかしたい。「ネトウヨ」とか「パヨク」みたいに、「著作権厨」というネガティブイメージレッテルを貼る言葉を広めていけばいいのではないか、と提案した。

 
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