■本当に人生FIREでええんか？

FIRE界隈見てると、「ブラック企業に勤めていて、パワハラに耐えてるけどあと十数年我慢すれば億ってFIREするんだ！」みたいなのをよく見かける。

X(Twitter)での貯金・節制界隈にも結構いるし、5chをROMっててもかなり見かける。

だけど、なんでそこに仕事を変えるという選択肢はないんだ？と思う。

転職だけじゃない。もっと広い意味で人生を変えたっていい。

なぜ今後びた一文稼がない前提で人生設計するのか。

そして今一番若いこのときをパワハラ上司で消耗しているのか。

◯億円あれば4%ルールで老後まで生きていける！という計算式はたしかに合理的だけど、人生設計そのものは全く合理的でないと思う。

高頻度で見かけるパターン集

上司のパワハラが嫌

• 今の時代、まともな企業ならパワハラ相談口くらいあるはず。
• 録音して提出すれば一発KO。上の席もひとつ空いて一石二鳥。
• 相談先が一切ない企業はどこかおかしいので、転職するべき
• 今の環境が全てだと思いこんでいるパターン

パワハラはないが、とにかく労働自体が嫌。

• 朝起きて電車にのり同僚に気を遣う = 労働と思い込んでいる。
• フレックス勤務、在宅勤務だってあるし、プログラマー、ライターなどの人間関係が希薄な職種もある
• なぜ嫌か、という要因分析ができていないパターン

1億円あれば人生逃げ切れて安心

• たぶんこいつは1億あっても行動しない。退職すらしない。
• 生活防衛資金が+500万ほしいとか、非リスク資産だけで1億とかぐだぐだ言い訳しつつ目標金額を先延ばしにする。
• 単に行動できないだけのパターン

つまり

行動できない言い訳を貯金額・資産額に求め、人生を少し変える行動力や勇気がない。貯金額をシコシコ貯めて溜飲を下げている。日々RPGの経験値のように貯まっていく残高で自分が少し強くなったように錯覚して満足している。

おわりに

FI自体は悪くない。盤石な経済基盤の構築は人生の自由度を高めてくれる。ただ、結局その先何がしたいかがかなり重要であって、それを考えると実は現時点で実現可能だったりする。

でもどうせやりたいことって、Xやインスタでフレンチコースを平日夜にアップして煽りたい、とかだから、どうしようもないな。

Permalink | 記事への反応(0) | 08:53

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