これ https://b.hatena.ne.jp/entry/s/trafficnews.jp/post/127759
関西人が亀有行くのが難しいという嘆きに対して「老害じゃね?」「スマホで乗換案内見ろ」と好き放題な罵倒がされているが、はっきり言って亀有を含む、JR常磐線の綾瀬~金町に行くのは東京もんでも難しんだよ!
増田は東京の西側ばかりで活動していて、ある日仕事で亀有の隣の綾瀬に行くことになった。だが路線図を見て行き方が判らなくなってしまった。
何故なら乗換駅のJR北千住駅には綾瀬~金町に行く各駅停車のホームが無いのである。
実は常磐線は列車線と緩行電車線の複々線になっており、各駅停車が走る緩行線は綾瀬で地下鉄千代田線に直結している。
当然北千住のホームの場所が問題となる。普通はこういう時は北千住駅手前で地下鉄が地上に出て常磐線に並んだホームで乗り換えできるようにするじゃない?
ところが北千住ではそうならないで地下にホームがあり、その地下の北千住駅を管理しているのは地下鉄なのだ。途中駅なのだから当然だ。
だから「JR常磐線各駅停車の北千住駅は無い」というとても奇妙な事になっている。
乗換駅がJRと地下鉄の接続駅じゃなくてその次の快速以上が止まらない綾瀬が両社線の接続駅なんて無茶すぎる。
渋谷とか新宿以西でばかり活動していた増田はこんな無茶な構造になっている事は知らなかった。
この構造は千代田線乗り入れ開始で出来たのだが、綾瀬、亀有、金町の人らは激怒したらしい。
それまで例えば亀有から上野は一本で行けた。だが乗り入れ後は北千住で乗り換えで、更に地下の地下鉄ホームから高架の常磐線ホームに階段で上がる必要があり、やたらと時間と体力を食う。更に当時は地下鉄路線がまだ少なくて都電が現役だった頃だ。地下鉄で都心に直通出来るメリットも少なかった。
常磐線には
・特別快速
・普通
・快速
・各駅停車
という列車種別がある。普通は各停→普通→快速→特快の順で速くなると思うわな。
しかも各停は地下鉄に直通するから行先が違うという複雑怪奇さである。
快速っていうのは各停の駅を飛ばすから快速らしいのだが、走る線路が違ってこっちは地下鉄に入らない。
昔は「普通」は機関車の曳く客車やボックス席車で、「快速」は通勤電車だったので何となく判り易かったみたいだがJRが全部通勤電車にしてしまったので訳が判らなくなった。これも関西人じゃなくても混乱するポイントだ。
因みに普通は列車由来なのでトイレがあるが快速はトイレがない。ならば便通の方が適当ではないのか?
記事では、列車種別ごとに別路線のように描くのは、昭和中期の国鉄5方面作戦がどうこうと鉄オタ好みの説を書いているが、そうじゃなくて戦前の昭和初期の電車網築造に遡るのだ。
まず、京浜東北線。東海道線が東京、東北線が上野で分断されるのに対してこれらを直通して、更に東北線の方は尾久に車庫を作って列車線の方は車庫の向こうを回る形にした。すると途中の駅が違ってくる。そしたら別路線として案内した方がいい。
山手線。これは大正の終わりから環状運転を始めた。田端~東京~品川は東海道線と東北線だが跨って走る上に渋谷の方に曲がっていくからこれも別路線扱いで案内した方がいい。
中央線と総武線。複々線にしたのだがこれのキモは秋葉原駅で、中央線のお茶の水から分岐して秋葉原で立体交差、総武線の始発だった両国に繋ぐ路線を建設。
地上2階くらいを走る京浜東北線の上を跨ぐために街の上に高架を作るというのは当時は先進的であった。しかも秋葉原駅の東側(今のTX入口やロータリー、アキバヨドバシ)には貨物の荷捌き場と舟運用の堀があり、それを跨いで地上6階くらいの総武線ホームに直通するためのエスカレータもあった。
当時エスカレータは銀座の高級デパートくらいしか設置されていなかったのに駅に設置されるというのは相当に革新的に写ったと思われる。
また、御茶ノ水駅の前後と代々木駅、新宿駅には乗越線を築造した。
お茶の水の前後で一本づつ乗越しして、これによりお茶ノ水で東京駅方面と両国方面の乗客が同じホームの反対側で乗り換えが出来るようになった。
新宿も山手線と総武線(中央線の各停)が同ホームで乗り換えが出来るようにした。
今もあるあの便利な乗り換えが出来たのは戦前なのだ。工事量が2倍に増えるが当時の当局は利便性を優先した。「立体交差のダイナミックさ」に取りつかれていた感じがしなくもない。
こういう感じで、
に大正末~昭和初期に複々線の同じ線路を走る電車を別路線として案内するのが一般化した。そして駅名表にもその電車が止まる駅だけ表示するようになったので、実はかなり古い方式なのだな。
因みにだが、その別路線扱いの電車をそれぞれ違う色に塗るというのは昭和30年代後半に始まった。
更に路線が増えてきた営団地下鉄がその方式を拡張して、電車だけじゃなくて駅もテーマカラーで統一して、乗換案内を色で示すようになると、これは大変判り易い上にサインシステムとしても優れていると絶賛され、各国の地下鉄も同じ方式をやり始めた。
今はどこの国の地下鉄も路線ごとのテーマカラーで統一されていてありふれたサインシステムだが、そのオリジナルは東京の交通営団で、更にそのオリジンは国鉄で、その国鉄は昭和初期の別路線扱いの案内法をもっと判り易くする為に路線別カラーを始めた訳なのだな。
だから「亀有に行くのが判り難い」というクレームは叩き潰すんじゃなくて、先祖が始めた判り易い路線別システム、サインシステムの流れに反する退化だなと考えないとダメなんじゃないかと思うところだ。
すまん「ところが普通は快速より速いというのが常磐線ワールトである」の「ワールト」だけわからんかった。悪ルート?
ワールド?
どっちかっていうと東京の西寄りのものだけど、たまに亀有の方いくことあったけど迷うことはなかったなあ なにかホームに対する固定観念があるんだな、と思う 西武線の萩山・小川...
なおちばらぎ民は自動車でいきます
大学生のときに金町に住んでいたが、そんな風になっていたとは全然知らなかった
理科大生?
チェック柄のネルシャツをズボンにインしてメガネかけて早口でしゃべりそうな増田だな………
千代田線は、柏・松戸と大手町・日比谷・霞が関を直結させて、官僚・大企業サラリーマンを通勤輸送するのが一番の使命だから、途中駅の庶民の利便は二の次
運が悪いとハマりそう。 ハマらなかった人にはハマった人の言うことが理解できないというのもまた地獄めいてる。 ちなみに乗り換え案内に、北千住乗り換えなら常磐線1番ホームから...
初めて上京したとき亀有から常磐線で上野に通学してたから東京はそういうものと思ってたな 都民でも難しいのか ちなみに毎日使っててもたーまに間違えて金町や我孫子まで運ばれてた
いかにもこち亀で取り上げてそうな話題なのに意外とやってないな。まあ両さんは近所ならチャリ移動だもんな。 観光ルート的には浅草からバスで行けばいいと思う。
たかがそれくらいのことで迷うなよ。 路線図をよく見て、駅についたら案内をよく読む、たったそれだけで出来ることだろ。
乗換案内検索したら普通に〇番線に来る電車に乗れって出るよね?なんも難しいことなくない?
亀有金町は運賃もカオスなことになってるんだよな 亀有・金町から常磐線各駅停車を使って上野に行く場合、 ①北千住で常磐線快速に乗り換える ②北千住で日比谷線に乗り換える ③...
普通にスマホで乗り換えアプリ見れば良くない? ちなみに亀有住みだけど難しさが良くわからん 綾瀬(北綾瀬)終点うぜー くらい
住人がわからんってことはないだろ
マジでわからないぞ 帰ってくるときだって西日暮里か北千住どっちかに着けばいいだけだし 百歩譲って自分で考えてルート構築するのが難しかったとして、今は乗り換えアプリでどう乗...
元北綾瀬住人だが全く正しい 通勤経路はいつも通る道だから覚えれば間違わないがそれ以外のルートを使うと2回に1回は北千住より西/南に出られないか北/東に入れない そりゃアプリで...
ちょっと違う話だけどGoogleマップ見ても地図が読めないから行き先がわからないって人たまに時々おるね
そもそもアプリを見ないと行き方が分からないという路線構造自体に欠陥があるのではby亀有在住民
これ。アプリを使えばいいと言うけど、JRもメトロも公式ではなんの説明もないのは駄目でしょ。なんなら、JRは路線図で北千住をJR扱いしているし。そこは千代田線だと表記しろよと。 h...