2022-10-29

なぜプーチン小池百合子より先に表現の自由戦士を叩くのか?

「反LGBT法」ロシアで成立へ 報道映画、ほぼ全面禁止の恐れ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASQBW6SJZQBWUHBI02R.html

東京都⼈権部が飯山由貴のアート作品検閲か。小池百合子都知事関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への態度も影響した可能

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.tokyoartbeat.com/articles/-/iiyamayuki-tokyo-metropolitan-human-rights-plaza-news-2022-10

1.そもそも表現の自由という非常に大事もの蔑称に使うのは不適切ではないか表現の自由のために戦うのは当然ではないか

2.表現の自由戦士とは具代的にどのような人物を指しているのか?

3.表現の自由戦士がだんまりしていたというのはどういう根拠に基づくのか?

4.なぜ真っ先に批判する相手プーチン小池百合子及び東京都人権部ではなく表現の自由戦士なのか?

私は当然プーチン小池百合子に抗議する。

対抗するための本を紹介。

リュドミラ・ウリツカヤ『緑の天幕』(新潮クレスト・ブックス)

スターリン死後の1953年からソ連崩壊後の1996年までを描く大河小説。作者はこう語っている。

自分自身青春時代、つまり1960-1970年代再確認してみようと思ってこの小説を書いていたのですが、書き終えたら、アクチュアルテーマ作品だったことに気づきました。最近我が国では意図的個人崇拝の復活が進められています。(略)

専制的な体制によって挫折させられた『緑の天幕』の主人公たちの運命が、ソビエト時代を良い時代だったと懐かしむ人々への警告となることを願っています

リュドミラ・ウリツカヤは十年以上反政府運動に加わっている。今回の侵攻を受けて祖国を離れた。

「一人の人間とその忠実な助手たちの狂気に国の運命が左右されている。現下の状況には痛み、恐怖、恥を覚える。激化する戦争を止め、国のプロパガンダの嘘に抵抗すべきだ」と訴えている。

加藤直樹 『九月、東京路上で  1923年関東大震災 ジェノサイド残響』(ころから

関東大震災で起こった朝鮮人虐殺について多くの証言資料を用いて解説した本。

震災から日本人朝鮮人に抱いていた差別感情、歪んだ正義感による暴行、軍や警察の加担、加害者たちへ同情的の世論……決して忘れてはならないことを伝えている。

加藤直樹はチームを組んで「「朝鮮人虐殺はなかった」はなぜデタラメか」http://01sep1923.tokyo/という虐殺否定論デタラメを指摘するサイトを作っている。こちらも必見。

  • 言ってること自体はそんなに間違ってるとは思わんけど、まあ各々好きに批判する対象を選ぶでいいんじゃないの?

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