2022-04-28

左派の方が表現の自由守護

言論表現の自由も「右派のもの」になってしまった。30年前には左派標榜していたようなものがどんどん右派のものになっていく。

https://twitter.com/marxindo/status/1519430943550803968


渡邊先生も時々ダメなことを言う。左派現在でも表現の自由の断固たる味方で全く変わりはない。


性的表現表現の自由意味していた(正確にはそのように錯覚させていた)のは、「貞節」の規範がそれなりに強く、そうした表現露出する場所がごく限られていた30年前までの話。男性側も、そうした性的表現を素直に喜ぶより「けしからん」と言っていた人間が多かった時代。「島耕作」「ゴルゴ」などのマッチョ漫画ですら、セックスについては女性から積極的主体的アプローチするという描写になっていた。


現在は「貞節規範消滅し、ネット上で性的コンテンツは膨大に溢れており、性的表現自由意味する時代はすでに終わっている。逆に、男性女性に対する性的視線が、女性主体的発言表現抑制するような時代になっている。「たわわ」は男性性的欲望のもの漫画で、女性主体性表現されていない。表現の自由がこれまで通りだったら、男性マジョリティ表現の自由しかない。だから、真の表現の自由を実現しようとすれば、公共的な場面における性的表現には一定規制必要になる。これが現在左派立場だ。


憲法に拠って「たわわ」を擁護する学者弁護士も、形式的表現の自由に居直るばかりで、その限りでは正論も含まれているが、実質的表現の自由についてはほとんど無関心である。たとえば男性が多数の会議で、その中心にいる男性下ネタ混じりで爆笑を誘いながら持論を展開している時に、そこに女性が割って入って主張することは事実上困難であり、言論自由は奪われている。表現の自由戦士たちは、下ネタ混じりの発言も「言論自由」であり、女性発言の機会は十分に与えられている、と開き直るのだろうが。

表現の自由が「右派のもの」になっているって、悪い冗談しかない。あいトレの件では、明らかに表現の自由の抑圧側だった。

  • つまりひたすら男の言うことに逆張りしてるだけなわけだ 俺らがまた貞節を求めるようになればどうせそれにも逆張りする 自分というものがないんだねえ

    • ちんぽに脳を支配されれて自我のない男の発言と似たようなものでは。

    • 逆張りじゃないよ。書いているでしょ。「男性が多数の会議で、その中心にいる男性が下ネタ混じりで爆笑を誘いながら持論を展開している時に、そこに女性が割って入って主張するこ...

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