森元総理の発言に表出したことで大きく取り上げられた日本の性差別問題に対して、ここのところ毎日考えている。
むなしさと憤りがある。それと疑問。
思考材料を求めてTwitterの呟きを追うと、必ず出てくるこのウイグル問題、実はいまいち実態を知らない。
民族大量虐殺、臓器摘出、ジェノサイド認定されたこと…知っているのはぽつぽつと細切れの情報だけ。
よくわかってはいないものの、過酷な環境下で収穫された綿花の写真がちらついて、去年から無印での買い物をなんとなく避けている。
それくらい。
日本人をとりまく性差別問題の話の中で、「こっちの方がひどい、これに声をあげないくせに」とウイグル問題を引き合いに出してくるのは正直ピンとこない。
でも関係ねーしと切り捨てるのも変だなと思い、別問題として、ウイグルのこと、日本に住まう私に出来ることあるのかなど調べた。
東トルキスタン共和国という国が内戦により1949年に中国に統合、1955年にウイグル自治区となる。
●何が起きてるか→中国になれ!とウイグルに対して中国側が強硬手段をとっている。
それに対してウイグルが独立運動、中国更に締め付け弾圧、収容所に強制収容(ここでひどい暴力、拷問、レイプなどが行われている)
https://www.uyghurcongress.org/jp/
ドイツミュンヘンに本部があるウイグル問題に取り組む国際組織。
ウイグルの母と呼ばれる、ウイグル民族運動の指導者。前述の世界ウイグル会議総裁。2006年ノーベル平和賞候補。
日本にも5度ほど訪れており、講演などをしている。
(ウイグル民族運動のトップは女の人なんやなと思ってしまった…)
https://uyghur-j.org/japan/about/
“日本での東トルキスタン民族運動とウイグル地域の人権問題への理解を広めるために活動しています。“とのこと。
●既に終わってしまったものだが、2/5に麻布でデモがあったようだ。
https://uyghur-j.org/japan/2021/02/20210204/
●今すぐ出来る支援
日本ウイグル協会に入会する、のは日本にいて出来ることと言えるだろうな。
私たちと共に、東トルキスタン問題の解決のために活動しようという意思がある方は、民族や思想信条を問わず、どなたでもご入会いただけます。
一口五千円+入会費二千円。
今の私には七千円払うことは、出来ない。
けれど例えばアメリカ全然知らない土地がハリケーンや山火事で被災した時は、募金しなかった。
なんだろう、募金以外で出来ることって無なんだろうか。署名とか…?
話は戻るが女性差別に対して憤りがあったところで、暮らしの中で何か出来ているわけでもない。
現実のデモにも、TwitterなどのSNSデモにも参加したことはない。
署名は時々する。
一口5000円って コーヒー一杯の値段からしか許さん