2021-02-06

日本政府は核攻撃への備え方を教えてくれない無責任

備えあればうれしいな、コロナでないないと思われていた地球規模のパンデミックが実現したことで、その他の緊急事態についても考え始めた。半分好奇心、残り半分は「ゾンビが来たらこうっ」って類の妄想用。日本政府の核への対応策が知りたくなって調べて、呆れるほど情報が出てこなくて愕然とした、という話。以下本文。

  

   

「核攻撃に備えて国民はどうすればいいのか」と気になって「核攻撃 go.up」と検索した

が、出てくるのは弾道ミサイルへの緊急対処方法だけ。それも

・屋内に逃げろ

・しゃがめ

ぐらいの情報しか手に入らなかった。着弾後、運良く生き残ったとしてどうすればいいのか、という情報は書いていない。そのまま屋内に居続ければいいのか、近くの避難所に向かえばいいのか、非常事態においてどこから情報を入手すればいいのか、などさっぱりわからなかった。

日本地理や、国際情勢を考えても核攻撃される可能性は低いかもしれないが、それでも全く核攻撃に関する国民向けの情報が出てこないとは驚く。

突然の警報、光、爆風、熱、破壊された街並み。そのあと国民はどうすればいいのか?戦争か?災害か?事故か?放射能バイオテロは?乏しい情報と混乱のさなかにどうすればいいのかーーそういった情報が一切ない。起きてから伝えればいいという考えなのだろうか?

日本の著しく低い核シェルター普及率はまあいい。俺もそんなものに備えられるよりは、生活保護にあててくれた方が嬉しい。が、日頃から核に備えてシェルターを用意しないのはいいとして、核に備えて何をすればいいか情報ぐらい出して欲しい。

・どこに避難すべきか

・何を備蓄すべきか

・いつまで屋内にいればいいのか

・水や食料がなくなったらどうすればいいのか

まあ核が落ちてから出来ることなんかないだろうし、諦めて死ねということかもしれないが……。しかし爆心地から遠い地域存在するわけで、核が落ちても生き残る人は確実に存在するのだ。日本政府管轄なのだろうか……。

なんにせよ政府を信頼し過ぎていた。日本政府ことなら、核が落ちた時どうすればいいかぐらい教えてくれているのだろうと。どっかの偉い人たちはあらゆる有事に備えて考えていてくれているのだろうと……。「自己防衛、国なんか当てにしちゃダメ」彼のいう通りであった。

  

  

  

一応、その後の検索によって原発が設置された各都道府県が作った「原子力災害のてびき」に辿り着いた。一応、政府声明としての「原子力災害が起きた国民は時どうすればいいか」がどのようであるかはわかった。もちろん核兵器ではなく原発事故を想定したものであるし、情報量は少なすぎるが……。安定化ヨウ素剤の配布などは、原子力災害時に原子力規制委員会行うそうだ。原発限定はされてはいなかったし、核兵器場合もそこらへんが動くのだろうか。他の組織既存災害マニュアルに準じて行動するのだろうな。特別核兵器に対する備えというのはないらしい。

ともかく、今の日本では基本的に核は落ちないものか落ちたら諦めるものとして想定されていて、それに関して「国民が知っておくべきことは特にない」ってことだろう。

 

 

  

そういえば、調べている途中に見つけた

https://h-crisis.niph.go.jp/bt/outline/

のページがとても面白かった。ゾンビ妄想使用させていただく。

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