最初に、元々婚姻制度っていうのは家庭で子孫を生み育てて社会を維持するのを補助するための仕組みだ、という立場です。この前提が異なる方はそれを踏まえて読んでいただくか、ここで読むのをやめてください。分かり合うことはないでしょう。
基本的には性自認とか性的指向とかは人の自由だと思うし、好きにすればいいと思います。けれども社会的な権利や義務に関しては同じように扱うべきではない場合がある、と考えています。
先に結論を書くと、出産、養育、その他のプリミティブな社会の義務や役割から逃れつつ、婚姻制度の権利だけ主張するのはありえないよね、っていう主張です。
どうやってもLGTあたりの人が子供を産むことはないわけで、この命題を解決しないで、権利だけ同じにしようというのは無理だと思うのです。これはノーマル(ストレート?)の子無しカップルにも言えるとは思います。
男女の婚姻制度とか、もっというと男らしさとか女らしさっていうのは、家庭を築いて次世代を生み育てて社会を維持するために人類があちこちの文明で作り出した叡智なわけです。男が頑張って家庭を維持するだけの糧を稼いで、女は子を産み育てる、まぁ逆でもいいし、例外もたくさんあると思うけど、マジョリティはこうあることで社会が存続してきたと考えています。
だからLGBTQだけじゃなくて「男らしさ女らしさからの解放」とかも同じで、次世代を産み育てるための仕組みを否定しているんだよね。
それを否定するなら代わる仕組みを提案しろよ、と。自分たちがマジョリティになっても持続する社会形態をね。たまたま自分たちがマイノリティだからそれを許容してもらえればいい、っていうのは甘ったれすぎていて話にならない。一人くらいプールでおしっこしても平気でしょと変わらない。
体外受精、人工子宮、あと教育の外部化くらい?なんか工場でベイビーを生産してロボットとかで教育する未来が見えるような気がするが、そのくらいやればそもそも家庭が不要になるし、LGBTQとノーマルのカップルの権利を区別する必要はなくなると思う。自分にはあまり望ましい姿には見えないけれど。
LGBTQも産まないカップルも男らしさとか女らしさとか否定する人たちも、じゃぁどうやって社会を維持していくのか、きちんと考えて提案して欲しい。今やっているのは既存の仕組みを壊しているだけに見える。マジョリティが必死に支えている義務から逃れて、権利だけ主張する人たちにしか見えないよ。
ディスクレーマー的に付け加えると、LGBTQの方にも生まないカップルの方にも事情が色々とあるのは想像できます。望んでそうなったわけじゃないという方もいると思います。そういうのは素直に同情するし、必要に応じた支援があったっていいと思うんだけど、それは同様の婚姻制度を一律に適用する、とかいう話とは別だと言いたい。もちろんどっちが偉いとかでもなくて、ただ、違うものとして扱うべきだと。
あと蛇足だけど娯楽としての同性愛っていうのは楽しくていいですよね。織田信長とか徳川家光とかみたいな話。それこそ特権階級(マイノリティ)の娯楽だけど。
これはノーマル(ストレート?)の子無しカップルにも言えるとは思います。 ここで早々に破綻してて草
なるほどそう読めますか。たしかに。 書き手の趣旨として、子無しカップルにも相応のディスアドバンテージが必要だと追記すべきでした。敵が多すぎる 笑
子ナシもLGBTも里親にはなれるから 出産援助制度が望まれているのかもしれんね