2020-10-06

この記事についてのブコメが坊さんへの憎悪に満ちててゲッソリする件

ブクマエントリーされてるこの記事、いつものことだが坊さんへの不信と憎悪に満ちた下郎のブコメで溢れてて気分が悪い。

カレー坊主吉田武士(休憩中)さんはTwitterを使っています毎日広告デザイン賞。イオンのこの広告が選ばれていることが悲しいですね。違和感というか、何かを冒涜しているような気分になりはしまいか。作り手も選び手も途中で踏み止まることはできなかったのだろうか。 https://t.co/RkSww7V3qo」 / Twitter https://bit.ly/36DOnZw

建前としてはお寺が葬式商売とするわけにはいかない。「読経代がいくら交通費いくら、その他間接経費が…」と労働対価として請求を上げることが本来出来ないので「御寄付ですからお気持ちで」となり、明朗会計不可能なんである

そのお寺に対して「なんだそれはボッタクリじゃねえか、ふざけるなこの生臭坊主が!」といきり立つ頭の悪い下郎がものすごく大勢居て、そういう奴は「これは商売ですから」と明朗会計でやってくれるイオンみたいな所に行けば、下郎は安く葬式が出来て幸せになり、お寺は下郎の相手をしなくていいのでやはり幸せになるのである

あの広告イオンの「うちの葬式サービス業務として実施しますよ。寄付ではなく労働対価としてお金をとっているので、お気持ち次第の請求(=寄付)とかないですよ。見積書もちゃんと出ますよ」ってアピールなんだよね。仏教一般を位牌のパックで貶めようとしたものじゃない。

もしあれが冒涜目的とするなら、最初に貶められるものは当のイオンお葬式になってしまう訳で、それじゃ広告にならないのだから

ただ問題は、金を出す気がないくせに「イオン葬式では安っぽいから嫌だ。お前ら坊主が廉売しろ」とゴネてくるクソオブクソの問題があるが、そういうウジ虫対策までイオンに求めるのは酷だろう。

ただ、イオン葬式みたいな「社会的要求に答えて出すだけの葬儀を低コスト実施する商売」が定着し、ちゃんとしたお寺に頼む葬儀は本当に信仰心のある家族や代々の檀家衆の葬儀に限られてくるようになれば「イオン葬式じゃショボい」とか言い出す虚栄心の強いクズ自然に減っていくだろうと思う。

まあ、そういう時代では僧侶として行きていける人間の数は著しく減るかも知れない。お寺で修行をしたものの専業では食えず時々葬儀屋さんに呼ばれてアルバイト的に経をあげるようになり、それもいずれは録音で… ってことになるのかもしれず、あるいは社会的には存在価値を失って、修行者の互助団体としての寺院しか存在しなくなるのかも知れない。

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