たとえばニュースサイトを見に行けばターゲティング(以前見た情報や押したバナーの情報を記録され、追いかけられて同じような情報を出す)されたバナーが表示され、画面の上にはスマホ端末では消すことができない動画広告が表示される。
たとえば気になった商品・サービスのサイトを見にえけば、データ容量の重いビジュアル画像が何枚も読み込まれ、スライドし、スクロールする際の動作の自由を奪われ、目的の情報にたどり着くのも一苦労。
スマホのメーラーを開けばどこで受信OKにしたかもわからないキャンペーンメールが一日何件も受信され、件名にはあおり文言が踊り、パーソナライズ・セグメンテーションされた情報(かつそんなに興味関心がない情報)への誘導に一生懸命だ。
何を買うにも申請するにもフォームで入力を求められ、それはしょうがないが、住所の数字は全角入力を求められたり、半角入力でもOKだったり、入力エラーで何を直したら良いかも分からなかったり。嫌になって途中でブラウザを閉じてしまう。
時間・費用・機能の制限はあるだろう、しょうがない。上の例で言えば、フォームなんかはサービス提供元の機能に制限されてそうならざるを得ないケースがあるんだろう。でも、広告や情報の提供。その範囲ではもっと受け取る側の立場、エンドユーザーの視点を考慮すべきなのでは?と思うことが多い。
わたしはキャンペーンのメリットだけに興味がある。プレゼントやポイントがほしいだけ。その他のおせっかい情報には興味が無い。使っている商品やサービスは道具であって、それ以上の友でも戦友でもなく、ファンでもないので、無駄な情報を知りたくい。長々と説明されても困る。メリットは3つ、多くても6つまでにまとめて、詳細情報は閉じた状態にしてくれ。見出しは短く端的に、スマホ端末でも1行に収まるようにしてくれ。ページの中にどんな内容が含まれているか予め予期できるように、ページ上部に目次をつけてリンクで飛べるようにしてくれ。無駄にデータ量の多い画像を入れないでくれ。
お前がネット上の利便性を享受出来るのは、そういう広告で経済が回ってるからだぞ 嫌なら紙メディアのみ使え