2018-03-15

木材スキー(床フェチ系)

殆どの人にとって、マイホームは最も高い買い物になると思われる。

はいえ、筆者のような実家住まい(そして親が死んだら家を引き継ぐことになる)のキモカネおっさんにとっては、おそらく一生縁がなさそうな買い物になっている。

そして手が届かないからこそ、「ぼくのかんがえたさいこうのいえ」に思いを馳せるのだ。


ちなみに趣味関係上、幼少から木の手触りが生活普通の人よりも多分身近だったこともあり、断然木の温もり派である

はいえ、構造部分は檜と杉と松の適材適所で、地震台風経年劣化に強く、なおかつハイローミックスでよしなにお願いしますって程度。まあ土台を栗にするかどうかくらい?

そしてインテリアは、客間(和室)の障子を杉に、敷居を松に、そして床の間の地板と框を欅で検討…というのも重要なのだが、やはり一番気になるのはフローリング(とお揃いの備え付けキャビネット)の木材

部屋の役割や求められる雰囲気(ざっくりでもリビングと寝室と廊下では違うじゃんとか)ごとにオークとウォールナットマホガニーを使い分けた上で、玄関の上がり框は栗、屋外のウッドデッキ絶対チークとか。

一方で収納や水回りといった、美観以上に機能性やメンテフリーが求められる部屋の床は、上述の銘木である理由はないので、そっちはそっちで何がいいのやら…という感じ。

やっぱり水回りはチークヒバかなあ。個人的に洗面やトイレチークというのもしっくりこないけど、耐久性ではヒバよりチークなんだよなあ。収納は重さに強いという意味で栗?

というわけで、他にオススメの床用木材があれば教えて欲しい。


ちなみにイニシャルコストランニングコストも全く考えていないという意味では、かなり子供じみたこだわりであることは自覚している。

でも木材の使い分けって、先人の知恵が凝縮した結果の機能美が凄まじいので、リスペクトして止まないのだ。

楽器に使われるスプルース、シダー、メイプルローズウッド、黒檀、柘植花梨マホガニーブラジルウッド、グラナディラ、ヒッコリーなど。

武器金属主体だけど、それでもウォールナット、ココボロ、一位、竹、櫨、枇杷などは見逃せない(武器としての歴史は終わって久しいけど、弓は今でも木が主な材料だし)。

あとは小物として、喫煙用のパイプブライヤーとか、ステッキスネークウッド、傘に柿、数珠に鉄刀木や白檀など。

うそう、金槌や鉋に使われる樫も重要だ。

これらが何故選択されたかは、使ってみれば分かる。

それぞれの木の特性を本当によく理解しているのである


あ、でも窓枠は合成樹脂一択だな、結露→カビコースが大嫌いなので。

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