http://anond.hatelabo.jp/20161105155342
色んなブコメやトラバを頂いたが、その中でnekora氏の発言(http://d.hatena.ne.jp/nekora/20161105/p2)が看過できないというか、非常に示唆に富む内容を含んでいたので、釣られる形で以下に追記してみる。
いや、SIの現場では久しく当たり前の慣習であり「何を今更」な話なんだけど。
注目したのは
詳細設計書を読むべき主な人間は、設計書に従い実装するコーダであるのは言うまでもなく当然の事でありこの辺からすでにはき違えているのには呆れるばかり。
この発言は、そもそもSIの元請や元請に近いポジションの、特にマネージメントを担う立場の人間の、プログラマに対する認識がよく見て取れる。
即ち
という考えが透けて見えるのだ。
昨今の「デジタル土方」なんて自虐ネタに照らし合わせれば「デジタルライン工」といったところか。
ここまで書いたタイミングで声を大にして言いたいのだが、こっちは別にプログラマとライン工で職種に貴賎があるとは思っていない。そこは勘違いしないで欲しい。
問題は、本来であれば知識集約型産業であるはずのシステム開発を、労働集約型産業の手法でマネージメントしていることである。
プログラマが知識集約型産業における「開発者」ではなく、労働集約型産業における「現業職」みたいに扱われているのは、そうした歪みが産んだ結果の一部にすぎない。
まあこれには、開発のときだけ人を多く雇うみたいな営みが困難な日本の労働環境とか色々な要因が絡むのは、既に今まで散々言われてきた通り。
とはいえ、そんなマネージメントでは、品質の優れたものは今までもこれからも絶対に作れないだろう。
Javaを始めとするオブジェクト指向言語による開発になると、設計の手法も従来とは大きく変わる。 その結果、不要になるドキュメントが出てくる。 詳細設計のことだ。 ここでいう詳細...
http://anond.hatelabo.jp/20161105155342 ↑の記事を書いた元増田です。 色んなブコメやトラバを頂いたが、その中でnekora氏の発言が看過できないというか、非常に示唆に富む内容を含んでいたの...
詳細設計書を読むべき主な人間は、設計書に従い実装するコーダであるのは言うまでもなく当然の事でありこの辺からすでにはき違えているのには呆れるばかり。 読んで憤慨。そんな...
http://anond.hatelabo.jp/20161105155342 「ソースなりドキュメントください」って時は、その対象のアプリなりシステムの正しい仕様や挙動を知りたいときかなと思う。 俺は開発者の端くれだけ...
「詳細設計書」の書き方も会社によるだろうけど、ソースコードと「粒度が同じ」っつーんだから、それこそif文for文と対応するようなドキュメントを否定してるんだろう
昔のソフトウェア開発だとコンパイルをできる大型計算機ってのはとっても高価で一台しか無かったそうな おまけにコンパイルするためには平気で1日とか2日とかかかっていたそうな ソ...
そういう客から金貰ってんだろ。甘えんな。
PHPのビルトインサーバーを2016年まで知らないような人には確かにソースより詳細設計が必要で、ソース見りゃ分かるよって人にはソースを見ても分からない人の気持ちが分からないしそ...