2016-10-06

残業しないと会社は大きくならないですよ〜ということ

こちらの記事が以前炎上してた。

なぜ最近の若者は定時帰りするのか的な内容だ。

http://diamond.jp/articles/-/98421

これに対して9割以上の反応が筆者に対する批判だった。

老害ブラック、こういう奴が日本を滅ぼす的な意見ばかりだった。

私も、無駄残業は減らすべきだし、残業目的になるようなことは避けるべきだと思っている。

また徹夜での業務病気になるほどの残業おかしいと考えている。

それでもこの「行き過ぎた残業バッシング」には違和感を感じるのだ。

以下が私の経験から得た、その理由である

行き過ぎた効率主義になっていないか

定時が絶対となると無駄時間を全く取れない。

これは一見、良いことのように見える。

しかし、行き過ぎた効率主義組織を滅ぼす。

例えば緊急性の高い仕事や面倒なもの押し付け合いになる。

また手遅れが発生するようなミスに対して非常に敏感になり、人間関係もぎくしゃくする。

コミュニケーションミスも多く発生するようになる。

仕事業務は異なる。業務効率性を求めたとしても、仕事業務以外でも成り立っている。

その為、行き過ぎた効率主義業務改善に役立つが、仕事全体として上手く回らないケースがあるのである

残業は「できない社員」を救う措置

残業をなくすべきと言っている社員のどれくらいが、会社で求められている以上の成果を出すことができているだろうか。

私の経験上、優秀な社員というのは社員の中での1〜2割だ。その他は普通、もしくはダメ社員なのだ

そしてそのダメ社員はどうしても優秀な社員よりも成果物の精度が低く遅い。

どうするか、残業するしかないのである

出来る社員に追いつく為、少しはマシな成果物を出す為には残業をするしかない。

上司のせいにばかりするな。

自分の成果が低ければ残業をしてでも取り返さなければいけない。

こちらは君たちが無能でも首を斬ることができないのだから

全員が定時で帰れば会社は傾く

残業なしというのは理想主義だ。

常に競争の為、当然他社よりも高品質安価もの提供しなければならない。

どうしてもその差分を補う為、多少の残業は発生するのだ。


いかがだろうか。

君たちは自分能力もないのに残業を敵視しすぎなのだ

理想主義だけでは会社はやっていけないのだよ。

ちゃんとはてなだけでなく現実も見ような。

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