増田氏の意図するところは良く表現されていると思いますが、おそらく意図しない副作用によって少々残念なことになっているように見受けられます。これは異なる文化圏の問題かもしれません。
オープンなソフトウェア開発では、荒削りのものを積極的に公開し、フィードバックを受けて改善してゆくということが良く行われています。SICP改訳に関しても、大元の訳および真鍋版は、そういったソフトウェアの協業を支援するプラットフォームであるgithubで作業が行われており、その文化を共有していると考えられます。
この文化においては、著作権とライセンスを明確に取り扱う手続きがかなり整備されています。既にご存知なら釈迦に説法ですが、「翻訳含む改変や再配布はこの条件に従っていれば自由にやっていいですよ」と明示されてることが多いのですね。今回取り上げられている翻訳についても、原文や元訳はそれぞれLucent Public LicenseおよびCC-BY-(NC-)SAというライセンスになっています。貢献者がこのライセンスに同意し条件を守っていれば、オープンで自由な改善のスパイラルが可能になります。
ところで、匿名による書き込みであっても、誰がやっても同じになるトリビアルな誤植修正を越えるものについては、書いた人に著作権が生じ、その書き込みをどう扱うかは書いた人が決められます。何も条件が書かれていないのなら、原則として他人が勝手にその書き込みを転写、改変、再利用することができません。程度問題の話で、増田内でコピペしたり改変ネタを作るのに目くじらを立てる人はほとんどいないでしょうが、明確なライセンスでもって許諾されている派生プロジェクトにその成果を取り込むとなると、慎重にならざるを得ません。この文化では、一般的に、「ライセンスが明示されていない著作物は利用できない」がコンセンサスになっています。
(もし私が見落としていたなら申し訳ないのですが)増田氏の校正には利用条件が記されていないようです。そうなると、せっかく良い指摘をして、真鍋氏もそれに納得したとしても、その成果を真鍋氏が利用することはできないということになります。
増田氏は「間違いの指摘を受けて訂正するというプロセスが働いている限り、誤訳というのはたいした問題ではありません」と書かれています。しかし現状、増田氏自らそのプロセスを阻害しているという形になっています。
これは意図したものではないだろうと推察します。増田に書き捨てるようなものなど勝手に利用すれば良いと思われているかもしれません。誤訳の「指摘」だけなら著作権は発生しないとお考えなのかもしれません。その解釈は微妙なところですが、増田氏の翻訳案はたとえ数文であってもアイディアを具体的に表現した著作物です。こういった一見些細なことにも小煩い文化圏があるということをご理解いただけたらと思います。
このエッセイは、真鍋宏史さんが2014年10月に投稿したブログ記事「善意のひどい訳について」および「なぜ誤訳指摘をしたか」について、わたしの考えを述べるものです。一連の流れに...
前編より http://anond.hatelabo.jp/20151117013422 訳文の検討をもう少し続けます。取り上げるのは真鍋版の SICP 日本語訳です。範囲は序文その他の導入部分のみ。日本語訳を読んで、おかし...
増田氏の意図するところは良く表現されていると思いますが、おそらく意図しない副作用によって少々残念なことになっているように見受けられます。これは異なる文化圏の問題かもし...
真鍋氏のあの言葉遣いに闘争を見て取る人は、自分の世界観を投影しているのだと思う。たぶん真鍋氏がいくら説明してもわかりあえなさそう。 まあ真鍋氏の目的は改訳の方のページラ...
真鍋です。私の翻訳に欠点が多いとしても、私が日記で述べた内容には特に関係しないと思います。 ところで、ご提案いただいた改善点は、もしよろしければ私の訳に反映させたいので...
元増田さん、真鍋さん(本人かどうかわからないけど実務上問題なし)のこれに対して、使用許可を明示してやってください (匿名なのでpublic domain宣言か、無制限の使用許可---匿名ダイアリ...
元増田の記事を読んだのか、読んだのに理解できてないのか…
元増田氏の主張は良く分かりますが、今回の(SICP改訳騒動の)文脈においては、的を大きく外していると思います。 真鍋氏の翻訳に誤りがあることは何ら本質的な問題じゃないんですよ。...
元増田の最後の段落を要約してあげよう。 翻訳は誰がやっても間違えるので、誤訳はたいした問題ではない。 翻訳の質を上げるには、なるべくたくさんの人が校正に関わり、間違いの...
一般論としてはもっともですよ。 でも現に成果物および実際回ってるプロセスに差が出てるんで、個別事例としては説得力無いです。
本当に「一般論としてはもっとも」と思うなら「的を大きく外している」「心底どうでも良い」などと言うべきではないね。 「的には当たっているし重要なことでもあるけど真鍋には意...
いやあ、これから翻訳プロジェクトを立ち上げようとか、既存のプロジェクトに参加しようとする人へのアドバイスとしてはとても真っ当だと思いますよ。 でもSICP訳については既にそ...
いやだから、本当に「とても真っ当だと思います」と思っているなら、 私は汚い言葉使いは好みませんが、結果として成果物の質が向上することが重要なのであって、誰が賢いとか賢...
真鍋がおっきい糞の山ってことだけはわかった。
ただの感想 「直すプロセスが働いていれば間違いは何も問題がない」とは言えず、やはり世の中には全部やり直した方が早いものはある 「翻訳は/誰がやっても/間違える」氏は、ming...
間違いの指摘を受けて訂正するというプロセスが働いている限り、誤訳というのはたいした問題ではありません。 (1)問題となっている元の方の翻訳者がそれに対して非常に消極的であ...
「プログラミングの世界では semantic に構文的という訳語を当てることになっているのか」 これは単純ミスかな…。計算機科学において意味(semantics)と構文(syntax)は明確に区別さ...
こういう本の訂正のプロセスってどこで回ってるんだろう
最近はgithubとかの公開リポジトリじゃない? ちょっと前までは翻訳公開者のメールアドレスに送ったりしてたけど。商業出版の技術書だと著者か出版社がサポートページ作っててそこで受...
最近だと shyouhei さんがQiita( http://qiita.com/shyouhei/items/7fb1dca907f574caa187 )で 度胸一発ハッタリかまして適当訳するくらいなら ルー語 にしてくれたほうがむしろありがたい 等と言っておき...
http://anond.hatelabo.jp/20151117013512 なんか増田を読んでほっとしたよ。 takeda25氏の11/09のエントリ(http://d.hatena.ne.jp/takeda25/20151109/1447026522)には好意的なブコメが寄せられてたから、おいおい...
内心で「腐ったクソの山」と思ったなら、それをそのまま言うのは誠実の一形態かなと思う。honestの意味でね。思っても言わないのは大人の嗜みというやつだ。 とそういう話がしたいん...
言いたいことは分かったから、じゃあgithubあたりで真鍋氏の翻訳をより良くする活動に参加してくれよ。 それをしないで真鍋氏の態度批判に終始してるだけなら「主たる目的は質の改善...
添削対象の "an inclusive attitude toward software developers" ですが これは「ソフトウェア開発者を差別せずに扱うこと」みたいなもんじゃないでしょうか "Discuss the major challenges and benefits of an inclu...
品質が悪すぎると叩き台にもならないってじっちゃが言ってた
ぼくのかんがえたただしいやくw ◇Solving this problem is going to require a diverse set of intellectual property, technical and information assets and an inclusive attitude toward software developers. ●この問題を解くには、...
ぼくのかんがえたただしいやくw ◇Solving this problem is going to require a diverse set of intellectual property, technical and information assets and an inclusive attitude toward software developers. ●この問題を解くには、...
Solving this problem is going to require a diverse set of intellectual property, technical and information assets and an inclusive attitude toward software developers.※Intellectual property、知的財産権と訳したくなるのは判るが、こ...
>Independent developers are facing walled gardens" への対置として挙げられている 指摘感謝。 俺、原文読んだことないんで、元増田の上げた文だけで処理してるから、前後のニュアンスがかかって...
うん、おもろい。
返事を書きました。 翻訳の退場勧告
この文書は、できれば眞鍋氏(id:takeda25)の目に触れると嬉しい。 真鍋氏のブログ、「アスペ日記」に掲載された、「翻訳の退場勧告」という記事について、思うところを述べる。 (記...
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(連投は投稿ミスによるものでした。お目汚し大変申し訳ない。) ・・・・・・・・ この文書は、できれば眞鍋氏(id:takeda25)の目に触れると嬉しい。 真鍋氏のブログ、「アスペ日記...
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幾山河越えさり行かば 寂しさのはてなむ国ぞ 今日も増田はゆく 若山牧水 今年まとめた増田ランキングを増田神社に奉納させて頂き、今年の増田納めとさせていただきます。 ...