2015-09-18

戦争法案ではない犬法案

今回の法案について本質議論をしない野党にはほんとうに頭が下がる

与党には信じられないくらい頭のキレる戦略家がいる前で、

野党戦争法絶対反対と歌い続けるおばさんらの姿は子猫か盲な闘牛のようだ

では要点を順を追ってみる

この話の重要な点は日本世界の変化にどう対応するかという流れにあるという点だ

アメリカ世界戦略的の変更

 ↓

日本への圧力

 ↓

・2014.7の閣議決定(集団的自衛権行使の決定)

 ↓

憲法解釈変更(今回の法案)

 ↓

・今後、憲法の変更へ?

わかるだろうか?おかしいのだ。順番が

アメリカからまり国民を経由せずに法案が決まるのだ。

これは大げさに言えば立憲主義でも主権国家でも、民主主義でも無くなってしまっているのだ。

そしてそこの不安定さことそが有事の際に最も問題なのだ

与党尖閣や対中を睨んでこの法案を通したいのはよくわかる。

安倍首相気持ちも、八月の談話から十分読み取れる。

しかし今回、先の大戦でのちっぽけなプライドのために、日本は本当に大事プライドを捨ててしまう事になった。

さて、この法案の「当面の」問題点は何か

この法案だと、状況が変化すれば与党が想定していたものと違う使い方ができることだ。

野党らはこれをもって戦争法案だの騒いでいる。

そして野党は見事にここの議論に終始した。

相手の土俵に乗るにしてもあまりにお粗末だ。

本来日本がまず考えるべきは何なのか

2025年中国台湾,沖縄侵略

2030年前後に起こる米中戦争にどう対処するか

このあたりだろう。

日本仮想敵国として中国がいて、残念ながらこの近未来予想は濃厚に避けがたい現実になりつつある。

しかし、それに対しどう対応するかを模索する時間もまだ残されている

そしてそれをこそ真剣に話し合わねばならない。

もしアメリカが飲めない要求をしてきたのなら、それに応じるかアメリカと距離を置くことにするかを議論しなければならないのだ。

その道以外の選択肢も考え、議論模索しなければいけないのだ

しかしたら、

日本自身が核を持って抑止力を発揮する手もあるかもしれない

しかしたら、

各国が自国利益より全世界の人の命を優先しようと世界に呼びかける方法だってあるかもしれない

しかしたら、

EU同盟を結んで、三つ巴で世界バランスを保つ手もあるかもしれない

戦争入り口を潰すためにロシア韓国周辺国との関係改善しておく事だって必要だろう

しかしたら、

中国サイドにくみする方法だってあるかもしれない

やっぱりアメリカがいいかもしれない

そういった議論があって必要があれば初めて憲法を変えればいい

アメリカに言われて圧力国民を経由せずに、アメリカに嫌われたくなくて日米同盟の強化なんて笑わせる

この法案

今後日本米国につく以外に選択肢が無くなる事を意味し、

米国の言うことの拒否不可能になることを示しているのにだ

今回は世界の中心はアメリカじゃなくなるけどおまえどーすんの?って世界の潮流において、

国民議論なしにアメリカに愛ではなく忠誠を誓う事になったのだ

私としては、日本主権国家ではないのだと、ハッキリさせられた事が悲しく残念だ

  • ポツダム宣言受諾からずっとそうじゃん、何を今更残念に思うことがあるの?って思ってしまう

  • 頭が下がる 意味 敬服しないではいられない。感服する。 本質的な議論なんてはじめたら難しすぎて大衆を動かせないから 世論を味方につけるためのわかりやすいスローガンとし...

  • 与党には信じられないくらい頭のキレる戦略家がいる前で、 野党と戦争法案絶対反対と歌い続けるおばさんらの姿は子猫か盲な闘牛のようだ 2025年の中国の台湾,沖縄侵略 2030年前...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん