eirun:弱者男性が主に言ってたのは「ほっといてくれ」だと思うんだが。「フェミの攻撃する脳内男性像に僕らは含まれてないよ」でもある。「女を当てがえ」なんてみたことないぞ。
zyzy:トラバのツリー元くらいは読もう。「弱者男性を放置して無視するからフェミは嫌われる」論の典型をかましているぞ。つまり少なくとも「ほっとくな!」はすぐそこに書かれている。ここの意見はそれが前提。
詳しく書いてみるけれど
1)(日本の狭義の)フェミニズムは「父権社会の歴史とその成果たる現代社会において、男性は女性から搾取をした結果、地位や賃金や待遇(とそれを支える社会文化)を得た。そんな優遇存在である男性どもをぬっ殺して女性に権利を返還せしめよ」みたいなことをいう。
2)1の意見における「男性」という主語は、強者男性も弱者男性も区別をしない。男性だというだけでひとからげに有罪で抹殺対象である。
(なお、zyzyさんのいう「弱者男性を放置する」はこの区別しないで殺すというスタンスだ。「弱者男性がいるという問題から目を背けて男性という主語を大きく運用している」ことが問題であり、その「弱者男性がいるという問題から目を背けている」のを「放置」と表現したわけだが、実際には「男性だったらどんな人であれ放置せずにぬっ殺しに来ている」ので、表現が逆なのだ。ここが誤解のポイントだ)
3)2における大雑把な主語運用に、弱者男性は疑念(とまあ不満)をもつ。「僕らそんなに優遇されてないんで強者男性と一緒にしてほしくねえです」。歴史上どういう経緯があったかはわからないが、現に終身雇用も男性優遇雇用の恩恵も受けてはいず、収入的にも男性の優位とは言えない境遇の男性は存在する。
4)かといって別に「弱者男性だけを選んで」しかも「フェミのひと」が率先して「特別に救ってほしい」わけでもない。
(気遣いを求めているのは性別とは無関係に人権的な扱いでありそれは社会全体への福祉要請ではあれ、フェミだけに特別に頼むつもりはない)
5)じゃフェミに願うのは何かというと「その大雑把な主語運用はやめてくれ」、「ほっといてくれよ」くらいになる。
(この「ほっておいてくれよ」は先の「放置」とは意味合いが違い、「君らが社会敵として敵視している『父権社会の権化』ってのは強者男性なんだから、弱者男性であるおれらは「ほっといてくれよ」。つまり、主語部分を的確に運用してくれよという意味だ)
――こういう議論の展開であったと思うし、弱者男性(と言えるかどうかはわからないが未婚で係累や出会いのない男性)の一人として、事実3~5のように感じている自分がいる。
読まれない理解不能な長文を書くんじゃねえよ。