2013-05-26

http://anond.hatelabo.jp/20130526163232

オレは左翼だけど、下みたいなことは一度も言ったことない。慰安婦に関する資料は、既に政府が行った膨大な調査結果がアジア女性基金サイトhttp://www.awf.or.jp/6/document.html)で公開されてる。

日本左翼は、「慰安婦強制連行を示す証拠」について、左翼は「見つからないが、無かったとはいえない」と抗弁して、無かったことをあったこととして認めろと日本人に強制する。

そもそも「強制連行が広義か狭義か」にこだわっているのは右翼のごく一部だけど、「狭義でなければ許される」という発想が既にフィクショナルなものなので、右翼の言う「(狭義の)強制連行を示す証拠」なるものを探す意味がない、と思ってる。そして、公開されている資料だけを見ても、これが個人対個人の域を越えた人権侵害であり、「当時の国際的な条約から見ても違法」状態であったことは明白である


そもそも、「狭義の強制による慰安婦」よりずっと悪い「戦時婦女暴行」は枚挙にいとまが無く、「広義の強制連行」もあったことがハッキリしてるのに、「(狭義の)強制連行」を示す書類がないから謝罪は必要ない(キリッ)とか言ったり思ったりするとすると、本当に馬鹿馬鹿しい限りだ。

このように都市部や軍の駐屯地につくられた業者が経営する慰安所に送り込まれ、慰安婦とされた人々のほかに、東南アジアでも、前線部隊が、農村部女性たちをレイプして、部隊の宿舎に連行し、屋内に一定期間監禁して、レイプをつづけるケースがあったことが確認されていいますもっともはげしい暴力さらされたこの被害者たちも慰安婦被害者と考えることができますフィリピンではとくにこの形態がひろくみられました。(アジア女性基金Webサイトより http://www.awf.or.jp/1/facts-06.html



先頃、どこかの馬鹿な党代表が「進駐軍だって慰安所を作ってた」とか涙目で言っていたが、残念ながらあれ(特殊慰安施設協会通称R.A.A)は進駐軍日本に来る前に日本の方で勝手に設置したものだ。しかも、半年後には進駐軍要請で廃止になった。また、その際には事務員募集とか嘘をついて人集めをしていたという話だ。「広義」の強制というわけだが、

戦後処理国家的緊急施設の一端として進駐軍慰安の大事業に参加する新日本女性の率先協力を求む」

女性事務員、年齢一八歳以上二五歳まで。宿舎、衣服、食料支給」

ある素人新人がRAAではじめて働いた日の恐ろしい記憶をつづっているが、それによると、彼女はその日だけで二三人の米兵の相手をさせられた。ある推計によれば、RAA女性が一日に相手にした米兵の数は、一五人から六〇人であった。元タイピストで一九歳の女性は、仕事をはじめるとすぐに自殺した。精神状態がおかしくなったり、逃亡した女性もいた。

(以上、いずれも「敗北を抱きしめて」J.ダワーより)

これが人権侵害でない、というのが「右翼」の主張か? それが、まともな人間の主張か?


なあ。それで、アンタはどう思うんだ? 資料も現実直視していないのは、オレ(左翼)か? あんたか

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん