はてなキーワード: too humanとは
Marriage as a long conversation. - When marrying you should ask yourself this question: do you believe you are going to enjoy talking with this woman into your old age? Everything else in a marriage is transitory, but most of the time that you're together will be devoted to conversation.
(Friedrich Nietzsche, Human, All Too Human: A Book for Free Spirits)
一応訳しておくと、
結婚とは長い会話である。結婚するとき、「あなたはこの女と年を取るまで会話を楽しめると思えるだろうか?」と自問しないといけない。結婚のほとんどのことは一時的なものだけれど、一緒にいる時間はほぼ会話に費やすことになる。
子育てをすると話ができるってのがどれだけ大事かと思い知らされる。
生まれたばかりの子供はただ泣くだけ、こっちが予想して動いてあげないといけない。でも、要求も複雑じゃないから、無機物の分類の問題みたいなフローチャートができれば、あとはそれに従って判断すればよいだけ。
年齢が上がって世界が広がると、要求の種類も広がり、フローチャートで対応できる範囲を超える。
それがいわゆるイヤイヤ期だと思う。
外部に対する知覚や認識の弱さと語彙力不足、文章構成力不足が相まって、気持ちがあるのに全く通じないみたいな状態。
イヤイヤ期が終わるのって語彙力とか文章構成力が伸びてきて、それなりに意思疎通ができるようになった状態。
ここまでやると、話し合いの大事さってわかってくる。
察して動けるのは相手の要求が単純だった時までで、相手の要求を理解するには話を聞かないといけないということ。
そして、相手に要求するのにも、相手のわかる言葉で話をしないといけないということ。
どうにもならないこともあるけれど、少なくとも相手が何を考えているのかがわかるだけでも違うよね。