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はてなキーワード: フリーペーパーとは

2008-10-15

今朝読んだフリーペーパーより抜粋

鏡に映るわが姿、俺れが笑えば彼奴(あいつ)も笑う、俺れが怒ればアイツも怒る、ホンにこの世は乙なもの、泣くも笑ふも我れ次第


昨日の呑みネタ

人はそれぞれ良い所と悪い所が必ず共存しているもので、悪いことがおきる時というのは、自分の中の悪い部分が過剰に反応するからこそ良い部分が引っ込んでしまい、坂を転がるように落ちていってしまうものだ。

自分の悪い部分を十分に認識している大人だからこそ、自分以外の誰かが良い部分をクローズアップするべきであり、それは至って普通の事であり特別な事ではない。

子供は躾けないといけないけど、躾の終わっている(はずの)大人ならば特に有効なメソッドではないだろうか。

躾されていない大人は問題外。

2008-10-07

日雇い派遣に救いはない。

日雇い派遣は、どう変わっても救われない。まずハッピーケースを提示しよう。次に、バッドケースを想定しよう。最後に、あり得そうな未来と救いの道を模索しよう。しかし、いずれにしても救いはない。(なお、日雇い派遣が禁止されない未来は現状維持のため考慮していない。現状に救いがあると考えるのであれば幸いであろう)

ハッピーケースでは、日銭を稼ぐことが出来る。直接日雇いが禁止されずにいることが福音となる。労働者データベースが作られる。データベースを管理する会社が、データを有料で提供する。有料でデータの提供を受ける労働力を必要とする会社が、労働者へと連絡する。直接日雇いが完成することで、給金への対応は各会社の良識に任される。

個人情報そのものであるデータベースの構築維持は、慣れた業界が参入するのが通例だろう。書類を揃えてお上から異議が出ず報道少なく気がつくとそこにいる会社が設立されるのが日本社会における力学である。つまりカード労働者の手に行き渡る。クレジットキャッシングの。

喜ぶべきは、日雇い派遣の柔軟な再定義である。支払日は、雇用企業の支払日でありかつクレジットの支払日であると良い。彼らは日銭を稼ぐのではなく借り、月締めの給金をもらうのではなく返すのである。企業への労働は緩衝地帯を置くことによって柔軟な対価を得ることが可能となる。しかしながら傾向から対策を練るのが常識であるならば、新たな限度額が生まれることは想像に難くなく、そして彼らは使い続ける。救いはない。

バッドケースでは、二極化する。マクロ経済学者が労働者を流動的に扱うモデルが現出する。ある作業に特化した歩合制の組織が設立される。組織は、仕事を請け負う。労働力を必要とする会社が、組織へと連絡を取る。会社間取引によって、労働力適応する。所謂モデル事務所業態を真似ることになろう。月額の支払いの運用は、取り締まりと良識と労働者の忍耐との間で綱引きが行われる事が予想できる。

組織の乱立と保護は両立しないことが過去多くあった。未来がそうでないとは楽観が過ぎる。そしてよりはっきりと、日雇い派遣過去呼ばれた労働者の遠心分離が行われる。階層はまるで義務かのようにその差を開く。救いはない。

あり得そうな未来では、それほど変わらない。明示的か否かを問わず広場に労働者は集まる。集合する労働者企業ピックアップする。どこに募集があるかの情報を提供する会社企業から金を取る。労働者無料情報を基に赴く。あるものは所属し、又あるものは所属しない。携帯電話フリーペーパーよりも早く伝達する。情報価値を持つが労働者の挙手は信用されない。あぶれる予約者にお帰りいただけるよう直接雇用形態進化するだろう。救いはない。

救いの道は、救いを期待しないことである。玩具を前にした子供に待てと言うのは躾である。事故にあった後のリハビリは気力が物を言う。しかし不幸は道を閉ざし、Vana'dielは未帰還者を生み出し続ける。あと5分早く家を出れば良いと言うのは持てる者の理屈であり、出来ないから彼らは日雇い派遣なのだ。本質的に彼らを想定顧客とし囲み続ける産業が無くならない限り、彼らは使うことを止めない。テレビコンセントを抜かなければ、見ないことは意思の力である。意思の力が彼らを窮状から回復する。漠然とした現状認識人間の美徳であるが、強烈なモチベーションが無いからこその状態であるのならば、卵と鶏の循環を終わらせるには至らない。環境が変わらず主体が変わらなければ、得られる結論もまた変わらない。環境は変容し続けるがその根本は彼らの稼ぐ日銭であり、また彼らは実にしなやかに己をフィッティングさせる。救いはない。

日雇い派遣はどう変わろうが救いはなく、よって彼らに救いはない。

…しかし「彼ら」が「日雇い派遣の彼ら」とのイコールを解消するのであれば、検証は無意味でありそこに新たな地平が開ける。

***

蛇足である。頭の中までの検閲が許可されていないのは夢想家には幸いである。

使い暇が無いか使う場所が無ければ彼らは使えない。まずこれで貯まらないことが足かせである「彼ら」が離脱する。そうでない「彼ら」も労働力の需要と供給を満たすことで社会への貢献と自らの居場所を確保する。何もない場所への貢献と、使う暇のない労働とは、いずれも国際社会からの要請によって旗を掲げることが求められる場合に有効な手だてに近似するだろう。絶対的な境遇が変わらずとも、世のものさしは常に相対的である。観測者は光景解釈することで理解する。解決策は問題が霧散することで理由を失う。緩やかな淘汰圧による必然よりもガイドレールによる先導は、目に付くだけに自由の強制と捉えられるだろう。

同権は平等を意味せず、均一な社会への夢は遠く、しかして我々はここに居てどこにも行けない。ならば実質的な勝利を目指そうと思うが、水は低きに流れる。

貧困が肥満を助長する滑稽さは、精神への脂肪で精算される。豊かさを定義できないことで自壊する幸福ならば、甘んじようではないか。

2008-05-05

ビッグイシュー

[床屋政談]ビ○グイシューは貧困を救わない(だろう)

はてなってリベラルっぽいのがある程度の勢力あるのかと思っていたけど、

これとか、そのブックマーク見て、やっぱり2chと大差ないと思う。

1冊買ったり、ほんの少し調べるだけで、いくつか違う視点をもてるはずなのに。

なぜ、買いもせず、webで調べもせず、憶測だけで文章を書けるんだろう。

例えば、一番ひどいと思ったのは、ホームレスリスクを背負わせていると言う部分。

最初の10冊は無料で渡している。

売れれば3000円だ。

それを元に、次のための仕入れをすればビジネスは回るが、かなりの人が最初で挫折するだろう。

印刷している分だけ損。

その時点でリスクを背負っているのは出版側だ。

最低賃金云々いうが、それなら、それ以前に彼らは生活保護を受けれるだろう。

この人は、生活保護認定に関しても戦うのだろうか?

たぶん、関係ないと言って関わらないんだろうけど。

その最低のインフラが機能しないから、こういうビジネスが出てくるのに。

因果関係が逆だ。

それに。

こういうビジネスリスクがつきものだ。

ビジネス起業する側も多くのリスクを背負っている。

だから、それを、下にも背負わせるのは仕方ない。

それが市場という物だろう。

そうでないなら、ボランティアだ。

そうでなく、ビジネスで人を救おうという、その志を・・・彼らはわからんだろうなぁ。

しっかし。

先にも書いたが、買ってもいないのに批判するのは良い根性だ。

性根が腐っているとしか思えん。

買ってから、内容に300円の価値がないと批判するのは、正当だと思う。

もっと販売者の利益率を上げるべしというのも正しい。

フリーペーパーと差がないという批判をするのも正しい。

けど、買いもせず、調べもせず、匿名の端っこで批判だけする。

とてもすてきな人々である。

最後に。

タイトルには同意。

救われた人はいるだろうし、これからも出てくるだろうが、こういう文章が

はびこる世の中で成功するのはとても難しいと思う。

あと、ほんとに最後にだが。

俺の立ち位置。俺は、最新刊売っている人を見かけたら買う人間だ。

2冊以上買う気はない。あくまで雑誌として考えるから。

300円は割高だと思う。

2008-03-02

地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記8

http://anond.hatelabo.jp/20080219121753 0

http://anond.hatelabo.jp/20080219133702 1

http://anond.hatelabo.jp/20080219150703 2

http://anond.hatelabo.jp/20080219164145 3

http://anond.hatelabo.jp/20080219182449 4

http://anond.hatelabo.jp/20080220103805 5

http://anond.hatelabo.jp/20080225181422 6 

http://anond.hatelabo.jp/20080226204431 7 の続きです。

きっかけは「ホットペッパー」でした。しかし、今までの対抗媒体とは比較にならないスピード広告クライアントを奪われ、慌てて『聖域』を放棄し、広告収益から屋台骨を立て直そうとしたのは、タウン誌自身に他なりません。「ホットペッパー」や「フリーペーパー」と差別化が可能だった唯一の武器を捨て、同じ土俵に立ってしまった。それが現在、地方の雑誌メディアタウン誌」が置かれている現状です。「なかなか記事で扱ってもらえない雑誌」から「お金さえ出せば記事が載る雑誌」に。街のタウン誌に対する印象は、以前とは180度変わってしまいました。

ホットペッパーショックで、『プライドか、金か』の選択を迫られ、『金』を選択したタウン誌の多くが、苦境に立たされました。一方、『プライド』を堅持したタウン誌も決して順調と言える状況ではありません。

この先、タウン誌がどうなっていくのか。それは誰にも分かりません。全国のタウン誌は、自分たちでは無理な突破口を、誰かが開いてくれることを待ち続けていました。敗色濃厚な戦場で、来るあてのない援軍を待ち続ける孤立した部隊のように。しかし、疲弊しきった兵士達の瞳は、まだ力を失ってはいませんでした。混乱する司令官が発する無茶な攻撃命令を受け流し、現場レベルで「どこで戦略を間違ったのか」「どうすれば生き残っていけるのか」を、努めて冷静に振り返りはじめたのです。タウン誌が読者の"信頼"を取り戻すのは、並大抵のことではありません。しかし、『金』を選んだタウン誌も、『プライド』を守ったタウン誌も、それぞれがそれぞれの方法で"信頼"回復を模索しまじめました。

その過程で、現場スタッフ同士でのネットワークが構築され、情報交換を始めたタウン誌もあると聞きます。編集長が交代し、部数減をくい止めながら若年層の取り込みに成功したタウン誌も出てきています。また、記事広告のあり方を見直すことによって、従来のように広告と記事の区別をつけながら、どう"広告"を魅力的に見せるかということに取り組みはじめたタウン誌もあります。積極的に県庁や役場などに働きかけ、それまで印刷会社広告代理店が牛耳っていた観光や行政などの自治体広報に、雑誌媒体で培ったノウハウと人脈を生かして取り組む会社も増えてきています。ウェブ制作イベント運営、小売りFC加盟、テナント経営不動産賃貸。地方でタウン誌を発行している各社は、積極的に多角化の道を探っています。

取り巻く環境は変わっても、地方のエンドユーザーに一番近い媒体だからこそ、「読者から信頼される確かな情報」を疎かにしてはならない。"信頼されるメディアであること"を、もう一度柱に据え、タウン誌再生の道を探っています。

しかし、ここまでに挙げた外的要因だけでなく、タウン誌を発行する出版社そのものにも問題点は多々あります。

つづく

2008-02-26

地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記7

http://anond.hatelabo.jp/20080219121753 0

http://anond.hatelabo.jp/20080219133702 1

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http://anond.hatelabo.jp/20080220103805 5 

http://anond.hatelabo.jp/20080225181422 6 の続きです。

広告と記事。読者にとっては、どちらもタウン誌から得られる情報です。でも、広告と記事は、「区別すべきもの」でした』。第1回目の記事で書いたこの大原則を支えていたのは、かつて『聖域』であった編集方針、編集権です。編集がイニシアチブを握り、クライアントににおもねることのない特集や記事を作成していたからこそ、地方のタウン誌は「あの本に載っている店なら(まぁ)間違いない」という信頼感をもって読者たちに受け入れられていたのです。その頃の広告は、あたかも人気番組の幕間に入るCMのように、「お店からのお得なお知らせ」として誌面を彩っていました。ただ、このような広告モデルは、もう時代遅れなのかも知れません。最近、はっきりCMと分かるCMは少なくなってきましたよね。テレビ番組なんかだと、情報番組の内容に巧妙にスポンサー商品サービスを取り上げたりだとか。スポンサーを持ち上げた番組作りが、今やほぼ公然と行われています。ニュースでさえも、スポンサーの手前、本当に伝えるべきことについてまで、口をつぐむことが多いように思えます。

これらは本来、企業PRである広告によって、良い商品サービスを選択し、享受すべき消費者サイドを、全く省みることなく行われています。かの2ちゃんねる管理人ひろゆき氏の言葉を借りるなら「嘘を嘘と見抜けなければ(メディアを利用するのは)難しい」。そんな状況が作られているのです。そして問題なのは、それが中央のメディアだけの傾向ではなく、一地方で出版される末端のメディア、一番エンドユーザーに近い存在でなければならない「タウン誌でさえそうなってしまっている」ということなんです。

読者の「あの本に載っている店なら間違いない」という信頼感。タウン誌広告効果を高め、より多くのクライアントを呼び込むために、読者の信頼感を利用して、意図的に「編集記事に見える広告」を掲載しました。あたかもそれが「編集部の切り口で取り上げた」かのような誌面作りを行ったのです。その結果、『独自の切り口』が広告記事に埋没してしまった誌面は、フリーペーパーとなんら変わらないものになりました。

タウン誌は、読者の信頼を"裏切った"。そしてそれが、結果的に発行部数の加速度的な減少を招いた原因だったのです。


つづく

2008-02-25

地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記6

http://anond.hatelabo.jp/20080219121753 0

http://anond.hatelabo.jp/20080219133702 1

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http://anond.hatelabo.jp/20080219182449 4

http://anond.hatelabo.jp/20080220103805 5 の続きです。

そもそもタウン誌が発行を続けていくために、なぜ広告が必要なのか。その理由は単純明快、「雑誌印刷流通コストがかかるから」です。多くのタウン誌が300円程度で販売を行っていますが、書店コンビニへの販売手数料制作原価を換算すると1冊販売しての粗利益は微々たるものになってしまいます。例えば、1冊売って50円の粗利だとすると、1万冊売っても粗利は50万円。地方の小さなマーケットで販売する商品ですから、100万部!などという大部数は望むべくもありません。多くの地方タウン誌の発行部数は3万部以下で、10万部以上実売しているタウン誌はごく僅かです(そういうのはほとんどが、一地方のタウン誌というより、ある程度広いエリアカバーする情報誌ですね)。つまり、構造的に販売収益に限界がある地方「タウン誌」というビジネスモデルは、「広告収益ありき」で成立しているのです。

ここで、発行部数のお話をしましょう。ひとくちに3万部といっても、地方都市ではバカに出来る数字ではありません。「愛され○○」など独特なキャッチでおなじみの人気ファッション誌などは、人口100万人から150万人規模の自治体レベルで見ると1万部売れればいい方で、全国で販売しているからこそ、何十万部という数字が達成できているのです。つまり、多くのタウン誌は販売数を落としたとはいえ、今でもまだ書店コンビニでの販売される雑誌では、上位クラスの売れ行きと知名度を持っているのです。

では、ホットペッパーをはじめとするフリーペーパーはどうでしょうか。多くの人に読ませることが広告効果に結び付き、さらなる広告出広の呼び水になるフリーペーパーは、採算が許す限りエリアを広げ、配布数を増やす傾向にあります(能力の高い営業部隊を抱えるホットペッパーエリア集中型ですが、それは地方のフリーペーパーからみるとむしろ例外です)。そのため、地方でも10万部は当たり前、それ以上発行しているものもザラにあります。

3万部の有料誌と、10万部の無料誌。あなたがクライアントなら、どちらに広告を出しますか?

タウン誌にはタウン誌の良さがあるから、一概に部数の比較だけでは判断できない!」

確かに。では、単純に部数を比較すれば3分の1以下の影響力しかないタウン誌が、フリーペーパーに対抗し得る"良さ"って何でしょう?

フリーペーパーには記事広告しか載っていない!タウン誌編集部が『独自の切り口』で、毎月地元に密着した特集を組んでいる!」

そうです、そうなんですよ。そのはずだったんです。でも、最近タウン誌って、『どれが編集記事で、どれが記事広告なんだか見分けがつきませんよね?』。

タウン誌の生命線である広告収入、それは対峙する姿勢によっては、タウン誌アイデンティティを奪ってしまう危険なものであったのです。


つづく

2008-02-19

地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記4

http://anond.hatelabo.jp/20080219121753 0

http://anond.hatelabo.jp/20080219133702 1

http://anond.hatelabo.jp/20080219150703 2

http://anond.hatelabo.jp/20080219164145 3 の続きです。

多くのタウン誌決断した選択は『金』でした。それは、折からの出版不況により、部数を右肩下がりに落としていたタウン誌編集方針に固執するよりも、まだタウン誌ブランド力があるうちに記事広告を実施することによって読者を動かし、よりクライアントに「反響」を感じてもらいたいという苦渋の選択でした。一方、今までの編集方針という『聖域』を守る選択をしたタウン誌は、第2誌として収益が上がっている雑誌フリーペーパーを発行している、もくは他にも収益事業を展開する、数少ない出版社だけだったのです。

タウン誌に『聖域』は、なくなりました。各誌は手っ取り早く広告収入に結びつく、記事広告による飲食店特集や美容室特集を連発し始めます。記事広告による特集は、クーポンの値引き競争に疲れ、タウン誌に戻ってきたクライアントを取りこみながら、毎月ページを増やしていきました。各誌の広告収入は底が見え、回復基調に向かい始めました。これを見て、『聖域』を守ってきた数社も、リニューアル名目で、記事広告主体の体制にシフトしました。かくして、『聖域』を守り続ける地方出版社は、絶滅寸前なほどの少数派になってしまったのです。

それでも、タウン誌というビジネスモデルを支える広告収入の減少は、「上質な写真と記事、デザインによる記事広告ホットペッパー差別化を図り、割引率に左右されない優良顧客クライアントに送り込むことで反響を実感させる」…ことによって、なんとか当面の危機を脱した、ように見えました。

しかし、水面下で事態はより深刻な方向に推移していたのです。


つづく

地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記3

http://anond.hatelabo.jp/20080219121753 0

http://anond.hatelabo.jp/20080219133702 1

http://anond.hatelabo.jp/20080219150703 2 の続きです。

リクルートホットペッパー進出にあたって、各都市に支社を置き、現地採用した契約社員(上限3年)を、営業部隊として市場に投入しました。彼ら営業部員は、リクルート首都圏で培ったノウハウにより、驚くほど短期間で「広告が売れる営業マン」への教育を施され、営業活動を開始します。インセンティブ契約による彼らの営業活動は、月給制で働く多くのタウン誌の営業部員よりも熱心で、さらにリクルートお得意のマーケティング理論と、実際の数値を例示しながらの「成果までの道筋を明確に描く」分かりやすい営業スタイルもあり、ホットペッパー地方都市でも急速にクライアントに受け入れられていったのです。

リクルートの侵攻に対して、地方のタウン誌は一枚岩にはなれませんでした。そもそも、各タウン誌は別々の企業体ですから、情報オープンにして対策を検討するという自体が不可能だったのです。他県で創刊されたホットペッパー情報は、伝聞でしか入りませんでした。「○○がかなりやられているらしい」「△△が対抗してフリーペーパーに参入するらしい」。『らしい』という接尾語で知らされるホットペッパー情報は、どこか現実味のないものでした。

様々なメディア露出している話題沸騰中のクーポンマガジンホットペッパー」が、自分たちの作る雑誌のライバルになるなんて、現実味を持って受け入れることができなかったのです。

程なくして、本格的なホットペッパーの地方侵攻が始まりました。地方に住む人たちというのは、東京発の「メジャー」なものに対し、ものすごく好意的に受け入れます(語弊があればすみません)。もちろん、一部には例外もあったりするのですが、ホットペッパーも各地で多くのクライアントと、それを上回る読者の支持を持って受け入れられました。タウン誌をはじめとする地方の雑誌メディアに、にわかに逆風が吹き始めたのです。お試しで…とホットペッパーに出広し、その効果を目の当たりにしてタウン誌から離れていく広告クライアントが相次ぎました。しかし、それより各タウン誌が衝撃を覚えたのが、リサーチにより、多くの読者が「クーポン雑誌に載っているお店の記事と、タウン誌に載っているお店の記事を同列に捉えている」という事実でした。読者にとっては、タウン誌クーポン雑誌もそう大差ないものだと。そういうことです。

編集方針、編集権という、決して犯してはならないはずだった『聖域』がぐらつきはじめました。

敵の波状攻撃を受け、ずるずると後退する前線守備隊と同様、各タウン誌現場では内輪もめが起こっていました。守り通してきた編集方針を堅持し、今まで通りの雑誌づくりを主張する「編集部(制作部)」、これまで手控えていた記事広告を大胆に取り入れ、広告収入の上積みを目指すべきと主張する「営業部」。どちらも自分たちが大切に育ててきたタウン誌を立て直すために、一歩も譲りません。

プライドか、金か』。各タウン誌は大きな選択を迫られることになります。


つづく

地方の雑誌メディアの終焉が近い件について 追記1

http://anond.hatelabo.jp/20080219121753 の続きです。

タウン誌広告が「成功した」という定義、それはものすごく曖昧なものでした。ざっくり言えば、クライアントの多くが「反響があれば、まぁOK」という認識のもと、安くはないお金広告料として支払っていたのです。では、広告の成果を左右する「反響」とは何か? 雑誌を見たお客さんが増えることによる収益アップは当然として、周りの人に「○○に出してたね」「○○見たよ」そんなふうに言われることによって、オーナーさんの自己顕示欲?のようなもの満たされることも、広告料という対価を払うにふさわしい「反響」として認識されていたのです。

もっと簡単に言えば、広告に対して「シビアじゃなかった」んです。タウン誌サイドも、クライアントも(今と比較してのお話ですが)。

しかし、ご存じの通り景気後退の波はひたひたと押し寄せてきます。クライアントは、成果がハッキリしない出費を渋り始めます。その間隙を突いたのが、ご存じリクルートホットペッパーです。

お金をもらって記事を書く「記事広告」に、広告掲載物件の割引券「クーポン」を組み合わせた、画期的フリーペーパーホットペッパー」。クライアントからすれば、クーポンという形で今までぼかされていた「成果」がハッキリ見えますし、制作サイドからすれば「メディア初登場の隠れ家的イタリアン」だとか「食通もうなるあの店の裏メニュー」なんて物件を手探りで探さなくても、「確実に得をする」という読者にとって最強に引きのあるコンテンツクーポン」を、クライアントの負担で手に入れることができてしまうのです。

リクルートは、従来の割引券をクーポンと置き換え、使用者サイドから「気恥ずかしさ」「貧乏くささ」を取り去り、クーポンマガジンと「ホットペッパー」いう新形態をメディア露出することによって、あっという間に市場を席巻します。首都圏を飲み込む課程で試行錯誤を繰り返し、より完全体に近づいた化物「ホットペッパー」が目指したのは、当然のように地方都市でした。

しかし、そんな状況になってもタウン誌を発行する地方の出版社は、なんの根拠もなく「クーポン雑誌タウン誌は違う」「地方ではクーポンマガジンという形態は読者、クライアントに売れ入れられない」「地元密着をより強化すれば、安易なクーポン誌を撃退できる」そんな風に考えていたのです。「リクルートが進出して来るからって、バタバタと迎撃準備するのはみっともない」という現場の進言により、全くの無策で迎え撃ったタウン誌もあったといいます。

つづく

2007-12-04

XY遺伝子女の子

なんかサイエンスフリーペーパーが某所にあって、

読んでみたんだけどそんな感じのトピックがあったんだわ。

ま、知識としては知ってたんだけどあらためてかかれると奇妙な感じ。

遺伝子がXYで女の子だとさ、、、、

子供うまれたときYYの子とかできるの?

できたら、どうなるの???

生まれないのかな?

女の子が生まれる可能性が極端に低くなるとか?

2007-10-24

http://anond.hatelabo.jp/20071024142647

俺も読んでない。

少し前まで毎日電車でほぼ全部読んでた。

この程度も読まずに社会人気取ってるんじゃねぇとか。

しかし、あんな99%ゴミを金出して買うことが意味不明

いまどきセットでしか物が買えないってものすごい違和感がある。この時代に。

強いて言うなら、広告だけただでもってこい。

フリーペーパー代わりにもならないな。

2007-10-22

http://anond.hatelabo.jp/20071022010432

採用イベント企画」「アルバイト求人サイトの運営」「フリーペーパーの発行」など、

なんかバブル期を彷彿とさせるものが多かったと感じました。

三十路の有限だけど、たまに会う学生企業家なるものは確かにバブル期を彷彿とさせますよね。

残念ながら5年後に同じ事業をやっていそうな人とはなかなかあえません。

関係ないけど、こないだ知り合いの社長さんに新人紹介されたのだけど(PG)、

平成生まれ昭和最後の歳うまれでした。

はなげびろーーーん!!!

学生起業家とのパーティで感じたこと

三十路を過ぎた中小自営業増田です。

先日、知り合いの社長さんに声掛けられて、

起業家学生起業家の懇親会」なるパーティに行って来ました。

 

んで、何人かの学生社長さんと話したのですが、事業内容が、

採用イベント企画」「アルバイト求人サイトの運営」「フリーペーパーの発行」など、

なんかバブル期を彷彿とさせるものが多かったと感じました。

  

ホリエモンみたいな技術系の学生社長さんと、お会いしたかったのですが残念です。

会場が六本木だと技術系の学生社長さんはいらっしゃらないんですかね。

 

あと長髪や派手なスーツ敬語が使えていない、自分のことしか喋らない方が

多かったのも若干引っかかりました。年寄りの妬みに過ぎないかもしれませんが。

 

皆さんの周りには学生起業家の方っていらっしゃいますか?

2007-08-20

はじめてのコミケ

クリルタイを買った。

・ナツカレを買った。

東浩紀を見た。すっごい不機嫌だった。フリーペーパーだけ貰ってきた。

・黒ジャケ着てる人がいた。長袖シャツの人も多くてびっくりした。暑くないんだろうか…。

・思ってたより臭くなかった。週末のアニメショップの方がもっと臭い事もある、と思う。

Littlewitchの紙袋は普通っぽかった。

エロエロの紙袋を持ったまま気にせず電車に乗っていく人が多いことにも驚いた。

楽しかったけど疲れました…><

2007-03-04

田舎に住んでたころ、どうやら東京の方で「R25」というオモシロフリーペーパーができたらしいというふうなことを伝え聞いて、「東京だけずるいわ! 地元でもまいてお願いリクルート!」と単純にうらやましがっていたわけですけど、実は地方の俺たちって広告ターゲットから切り捨てられてたんだな、ズバリ言ってしまうと地方の俺がR25を拾うことでR25広告枠の価値は下がってしまうんだということに気付いてしまって広告屋ってほんとにおそろしいわと思った。

2007-03-03

嫁がいつも持ち歩いてるかばんの中身

http://anond.hatelabo.jp/20070303103730


でかくて重いよ><でもまあこれは異常な例。

体脂肪率を絞ってる割りに露出が多めな女の子とかだと

寒いときに着る服がたくさん必要なのででかいかばんが必要なんじゃねーか?

あと化粧道具も必要だろうけどそれは通常の場合は服に比べたら大した体積ではない。

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