はてなキーワード: 唐黍とは
くず餅もわらび餅も夏場食べたいひんやりもちもちプルプルのお菓子である。
両者の違いについては材料が葛粉と蕨粉でデンプンの質が異なることが挙げられる。
しかし、葛粉も蕨粉も高価であり、現在は両者とも片栗粉を使うのが主流だ。実際は片栗餅であろう。ところがまだ問題は残っている。
片栗粉もかつては文字通り片栗のデンプンを指していたが、やはり片栗も高価であり、現在は馬鈴薯や甘藷、唐黍などのデンプンが主流である。
つまり、多くの場合は「くず餅を称する片栗餅こと馬鈴薯甘藷唐黍餅」であり、「わらび餅を称する片栗餅こと馬鈴薯甘藷唐黍餅」である。ここまで来ると両者は一体何が違うのだろう。スーパーで売っているようなくず餅は別にわらび餅と呼んでもいいのではなかろうか。
モロコシ(蜀黍、唐黍、学名 Sorghum bicolor)は、イネ科の一年草のC4植物・穀物。熱帯アフリカ原産。ソルガムとも呼ぶ。
また、中国での呼称であるコーリャン(高粱)ともかつては呼ばれた。主要な栽培食物のひとつであり、穀物としての生産面積では
コムギ、イネ、トウモロコシ、オオムギに次いで世界第5位である。
熱帯、亜熱帯の作物で乾燥に強く、イネ、コムギなどが育たない地域でも成長する。
穀物として食べた時はソバに似た食感があり、北アフリカではクスクスや粥の、インドではチャパティなどのフラットブレッドの
材料として使われる。ひき肉のような弾力とコクがあるので「たかきびハンバーグ」などとして主食の材料にも使われるほか、
アメリカ合衆国南部では、濃褐色のシロップが作られ、ビスケットにつけて食べられる。
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