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2018-12-14

アニメ涼宮ハルヒの憂鬱』の功罪

京アニTVアニメ涼宮ハルヒを一気にメジャーカルチャー代表に押し上げたことは間違いない。しか作品自体を殺してしまたことも事実だ。

ここ数日の議論ハルヒを「殺した」のはエンドレスエイトだとか主役の声優だとかでているが、一番の原因は原作の続きが出なくて完結しないことが確定してしまたことだ。そしてその原因は京アニがこの作品絶対やってはいけないことをやってしまったためだと思っている。

それは主役のキョンを絵にしてしまたことだ。単なる登場人物にしてしまたことだ。

原作を読んだ人はみな知っているが、原作におけるキョン特殊人間だ。主要登場人物の中で唯一名前が出てこない(あおりをくらって「キョンの妹」になってしまった名無しの登場人物はいるが)。外見も描写されない。表情や態度を他の人物描写する台詞もない。完全に透明なキャラクターとして設定されている。

また、物語においてはキョンの登場しない場面は一切描写されない。地の文章と頭の中のモノローグと声に出したセリフ区別されない。他の登場人物は、しばしばキョンの頭の中で考えた言葉に反応する。

これはおそらく物語の根幹に関わる意図的表現だったはず。しか京アニはこれを破壊してしまった。

キョンに外見をあたえてしまった。口に出さない、内面の声に他の人物が反応することもなくなった。サムデイ イン ザ レインにおいては、あろうことかキョンのいない部室の様子を書かせてしまった。後書きで谷川流示唆していたが、これら一連の行為により、作者は予定していた完結編を書くことができなくなってしまったのだろう。

原作ファンとしては、非常に残念に思っている。

 
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