はてなキーワード: アシナガグモとは
今家の台所にあれが出ました。あれです、頭文字がGのやつ。正直この呼び方ですら嫌悪を抱くし体が痒くなるので、某小説で呼ばれていた「せせらぎ」呼びを採用します。せせらぎが出ました。どうやらお風呂場の排水溝から来たようです。母が発見しましたが取り逃してしまったらしく、今も部屋のどこかにせせらぎがいます。寝室にしている部屋と台所が地続きの場所にある為、今夜は安心して眠ることは出来なさそうです。
私は虫が嫌いです。種類によりますが、虫が部屋に侵入したらもうこの部屋を捨てて家を出たいと思うくらいには嫌いです。今は両親とともに暮らしているのでどうにかしてもらえますが、一人暮らしなんて気が遠くなります。
ベランダに虫がいると怖いので、洗濯物を取り込めないこともあるし、今も、せせらぎが風呂の排水溝から侵入したと聞いてお風呂に入ることができません。不潔ですがいっそこのまま寝てしまおうかとも考えています。多分しばらく台所にも立ち入れません。
怖くて怖くて気がどうにかなりそうです。ほかの人はどうして大丈夫なんだろう。我慢すればいいとか慣れればいいっていうけど、どうしたら慣れるんだろう。
造形が似ているはずのコクワガタは何故か大丈夫です。むしろ可愛らしいと思うくらいなので、この違いってなんだろうと疑問に思います。恐らくは、移動速度の違いかなあ。奴らものすごく足が速いので。ちまちま動くイメージのあるコクワガタは可愛らしいけど、せせらぎの素早さにはどうにも、慣れません。
虫で可愛いと思えるのはコクワガタだけです。あとは蟻もハエもみんなだめです。アシナガグモだけは、せせらぎを食べてくれるのでありがたいなと思います。
母も父も私の怖がり方は大げさだと言ってあまり取り合ってはくれません。2人とも別に虫が好きな訳ではありませんが、触らないほど苦手な訳でもないです。頑張れば克服できるだろうくらいには思われているんだろうなと思います。体の大きさはこちらの方がずっと上なのに、命を狙われているみたいな恐怖は両親にわからないんだと思います。しょうがないです、私だって普通に虫を触ることが出来る両親の気持ちがわからないんですから。
私もできることなら克服したいです。胡散臭いけど、催眠術で虫嫌いとか治せないかなって最近本気で考えています。
私以外の虫嫌いの方のお話を調べていたら、「虫が滅んで欲しいわけではない、むしろここまでくると虫嫌いな私の方が死ぬべきなんだと思う」と書いている方がいて、なるほどな、と思いました。
虫が全て悪だとは思いません。先程も書いたように、コクワガタは可愛いし、アシナガグモは益虫だと思っています。そうでなくとも、色々な生命のバランスの上で出来上がっている世界なのだから、彼らに滅んで欲しいというのは本当に、お門違いなわけです。きっと受け入れられない私の方が死ぬべきなんだろうなと納得しています。
本当に怖いんです。
助けて欲しい。