自分はメンタルケアするのに他人を必要としない人間だ(そもそもそんなにメンタル落ちないが)
妻も同じで、よしよししてほしいなんて素振りは全然見せない。それがすごく安心する。
これが、何かある度にメソメソして慰めてほしいみたいなアクションとられると本当に気分が悪くなるだろう。離婚すら考えると思う。
とはいえ、メンタルケアが必要ない人間が上位である、ということを言っているわけではない。
単に人間が2種類いるだけなのだ。メンタルケアの際に他人を必要とする人間か、そうでないか。この2種類の人間はお互いに分かりあえることはない、というだけなのだ。
なのでメンタルケアの際に他人を必要とする人間同士が結婚できていれば全然問題ない。良い関係が築ける可能性は高いだろう。
しかし、一方が他人にメンタルケアを必要としないのに、一方がメンタルケアを必要である場合は不幸というほかない。
メンタルケアの際に他人が必要な方にとっては、思うようなメンタルケアを受けられないのはいうまでもない。
それだけでなく、この2種類の人間には非対称性があって、メンタルケアを他人に委ねる人間の方が社会的には弱者にあたってしまうため、そちらに配慮することが避けられないのだ。
これがメンタルケアを必要としない人にとってどんなにストレスが溜まることか、そうでない方は想像もつかないだろう(他人のメンタルケアをすることがストレスにつながる人間がいる、という発想もなさそう)。
この場合、結婚生活を続けるにあたっては、結局はメンタルケアを必要としない方が我慢することになり、そいつは真に精神的に落ち着いた生活を送ることはできない。落ち着くためには、1人の時間を無理やり作ることになるだろう。
メンタルケアを必要とする人間の方は、自身のその害にも気づかずに、お互いの不幸を加速させるのだ。