大学生の頃はとても惨めだった。
親からは仕送りとして家賃や光熱費以外には毎月5万円しか貰えなかった。
5万円を30日で割ったら、約1600円。
一回学校帰りにラーメン屋に寄っただけで無くなってしまう金額。
皆と同じ様に飲みにも行けず、美容院にも行けず、服もロクに買えないと、何度も金額アップを交渉したが「贅沢が!」と言われた。
同級生は、毎日のようにオシャレな服に包まれ、美容院に通い、 親から「遅くなったらタクシーで帰宅しなさい」とすら言われていた様な人間ばかり。
彼女ら彼らにとって、地方出身でお金もない私は「ゲテモノ」だったのでだろう。
しかも一部の女子学生は「色々な会社のおじさんに会って奢って貰っている」と豪語していたので、
男性とは「お金がある存在」との認識だったのだろう。そうでは無い自分はさぞやゴミみたいな存在だったに違いない。
もっとも、後日に彼女をマッチングアプリの 「Tinder」で見つけたときには、さすがに乾いた笑いが出た。
今では「徴用工裁判」で話題の某鉄鋼メーカにお勤めの彼女は、さぞや周囲の同僚や上司にたかっているのだろう……
惨めな人生だ。
🐊「・・・負けるなよ・・」 🐊「・・勇者はつねに強くあれ・・!」
普通バイトするよね