2024-07-13

性欲

うちはセックスレス”だった”

私(夫)が拒否られる側

 

妻の事は愛しているし、愛されたい。受け入れてもらいたい

好きな相手に受け入れられる心地よさはこの上ない悦びと充足感を感じる

しかし、妻は行為のもの嫌悪感を持っていて、付き合ってそういう関係に進むときにはっきり言われた

 

世間体があるから子供は欲しいけど、それ以外は行為をしたくない、と

 

それでも、その部分以外は本当に素晴らしい女性で、夫婦として年数を重ねてもその思いは変わらず、愛情感謝は深まるばかりだった

わかっていたはずだけど、愛情が深まるにつれ、抱きたいという気持ちが強くなる

世にある様々な”セックスレス解消”の指南を試しても本人の意志は固く、妻が出した答えが「その部分はお店とかで外注していいよ、病気さえ気を付ければ」

 

私は葛藤した

ここまで妻に言わせてしまった事、そしてここまで言われてしまった事

この先の人生、目の前の素晴らしい愛する女性に受け入れられずに生きていくのか

自分は満たされないまま生きていくのか

   

悩んだ挙句にお店にいきました

  

ただし、恐ろしく満たされない

包み隠さず言うと、勃起しない

  

その場限りの「知らない」女性だ、緊張するじゃないか

かなり自分でも頑張って、相手にも助力してもらって何とか至ったが、前述のとおり満たされない

至るとき性的快感は無くはないが、心は全く満たされない

 

一方で、不思議と罪悪感は無かった

特に店員さんに傾倒する気は起きないし、妻への思いは変わらないし、完全に割り切ることはできた

 

結局、今は自分の小遣いの範疇で年2,3度、お店にお世話になっている

今でも完全には満たされないし、なんなら至らないこともあるが、それでも「全く満たされない」から「完全には満たされない」くらいの変化と「また小遣いが貯まったら行ってみようか」くらいの心変わりはある

妻との関係も変化はなかったし

 

で終われば良かったんだが、実は妻が数か月前に病気で息を引き取った

から1行目のとおり過去形

 

もう、妻はいない

永遠セックスレス

この先、お店には行くだろうけれど、心が完全に満たされるセックスはもう私の人生には存在しないだろう

長文ゴメン

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