2024-07-04

    初等幾何学第一部               4単位                星野華水 教授

    初等幾何学とは何かというと平行線公理だけから形成される世界であり三角形と円と直線の操作だけで存在する大量の深い定理幾何学原理だけから証明しようとする立場

  の分野である。そこでは、相似の原理とかシムソン線とかオイラー線とか高等学校では習わない専門知識必要だし他方で高等学校で既に知られているチェバ、メネラウス定理も使わない

  わけではない。またこ世界パスカル定理に始まりパスカル定理に終わるともいわれる。その理由は、幾何学では、パスカル定理は完全無欠の象徴からである。それ以外にも、ミケルの定理

  チャイナドレスそれから、ブレザー、反転、など様々な原理があるので、いくつかの完全無欠な定理もしくは、補題技術的基礎として、2000年前からある大量の深い定理

  証明していこうとする分野である。ここで、深い定理発見することとそれを証明する技術アイデア双対なすので、幾何学目的は、深い定理発見することも目的であるし、華麗な証明技術

  発見することも目的である結論を予想して既存材料から証明するのが数学の基本でありそれは数論においても変わらないかである

     東京大学理学部数学科  シラバスより抜粋

  •   昭和時代の東大法学部生らしい教科書を一番最初から勉強してその次に演習講義に移り次第に思考力と実践力を鍛えていったという真面目さが滲み出ているが、任介辰哉と井上修二...

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