2023-09-22

身も心もデブな親がつらい

母親が絵に描いたようなデブだ。

食べるのが好き。

飲むのが好き。

炭水化物が好き。

味の濃いものが好き。

スパゲティペペロンチーノ醤油をかけて食べるのが好きで、昼食後はいつも気絶したように寝ている。

 

病気をして入院すると、「味のあるものが食べたい」と言う。

病気をしたのに、食生活を変えようともしない。

「昨日は食べ過ぎたから、今日普通にする(減らさない)」で摂生してるつもりでいる。

どこをどう見ても何も変わっていないのに、この10年らい「それでも少しずつ減ってる」と言う。

周囲に迷惑をかけているのに、自分では愛嬌のあるデブのつもりでいる。

そうやって自分自身を騙している。

 

それも親の人生から必死に納得しようとしてきたけど、気づけば声を聞くだけでも体に拒否反応が出るようになっていた。

何より辛いのは、本人が「自分健康だ」と思い込むために、自分食生活を素晴らしいものとして押しつけて来ようとするところだ。

私自身、幼い頃から食生活の乱れで糖尿病になりかけたから、一念発起して必死ダイエットをしたのに、それをガリガリで不健康だと喚き立てる。

標準体重よりまだ少し重いくらいで「ガリガリ」に見えてしま母親の目の方がおかしいのだと、何度説明しても納得しない。

 

弟は母親の影響のまま、ぶくぶくと太り続けて、たまに実家で寝ているところを見ると、1分に1回むせ込むような、恐ろしい寝息?を立てている。

母親は、こんな息子を見ても、何も心配ではないらしい。

自分大丈夫だった、これから大丈夫だという信念を強化するためには、子供のあからさまな不健康にすら無関心になれるらしい。

母親にとっては、「母の味」(炭水化物ばかりの料理)を否定して発酵食品や味の薄いものを食べたがる私が、異常で不健康存在に見えるらしい。

 

私はもはや、母の顔を見るだけで食欲が失せるほどになって来てしまった。

元々胃腸は丈夫だから、それでも食べられるには食べられるが、食べ物の味が10分の1になったようにすら感じられる。

この母親のせいで、私はどれだけの健康人生を失ってきたのだろう。

弟は、これからどれだけ多くのものを失うのだろう。

 

身も心もデブな親は、それだけで立派な毒親だと思う。

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