元々、小中学生くらいの頃からなんか生きづらいなとか人間関係に依存して上手くいかないことが多いなと思っていたんだけど、当時は知識もなくそういったものがあるってことすら知らなかった。なんか他の人と自分は違うなとか他の人が気にしないところで落ち込んだりとか、落ち込みを長く引きずったりとかしてやっかいな性格に生まれてしまったなくらいに思っていた。
学生時代に経験した人間関係(友人、恋人含む)にひたすら疲れ、自分のメンヘラ気質を自己嫌悪し続けていたので、社会人になってからはできるだけ人に期待したり人を信じたりしないフラットな状態を維持するように心がけて生きてきた。他人に入れ込んで気を許してしまうと自分は暴走してしまうのが目に見えていたからだ。
そう意識してからは随分と人間関係が上手くいくようになった。人と適度な距離感を取れるようになったように思う。
ただ、誰かを演じてるような状態や、本来の自分を受け入れてもらえないんだろうというマイナス思考で30代くらいから再び悩むようになってきた。
そうこうしているうちに再び病んでしまい休職。また前みたいに自分の特性を隠して別の人間性を演じるように生きれば社会で生きていくことは楽なんだろうということは理解しているのだけど、そうやって生きていく人生は本当の自分の人生なんだろうかと悩み続けている。
休職中にかかったクリニックで自分には境界性パーソナリティ障害やASDの要素があることがわかり、自分の正体がわかった気がして楽になったような、だからといって生きづらいということを証明されたような複雑な気持ちで毎日を過ごしている。
思春期って多かれ少なかれそんなもんでしょ。それを障害というのは違和感あるな。