日本にある程度普遍的に存在する施設で図書館ほど需要と供給が噛み合ってない施設ってあるかな?
供給側は図書館の本来の目的である知識や情報の蓄積と提供に従って蔵書を増やしたり電子ライブラリーを拡充したりしてる。
一方で需要は蔵書にはなくて快適な机と椅子にある。蔵書は新聞と有名雑誌と流行りの小説くらいしか求められてない。それ以外の需要はごく微量だ。
図書館に行かない奴らは知らないと思うが、図書館のユーザーの多くは本には目もくれず机に座ってずっと持ち込んだ参考書と向き合ってる学生と新聞や雑誌を読んでる老人のどちらかだ。彼らにとって大多数の蔵書なんて風景でしかなくてそんなものに金を使うくらいなら、椅子や机をキレイなものにしてトイレにウォシュレットをつけて欲しいと思ってるだろう。
当然これは図書館の本来の意義を知ってる人からするとありえない話と思うだろうけど、図書館を行政サービスの1つとして見た時に昔ながらの利用法にこだわって今のニーズを無視するのは正しいのかな?と思ってしまう。
もし俺が今新しく図書館を作るなら蔵書は新聞と雑誌だけに絞って隅っこにまとめる。蔵書はそれだけなので当然TSUTAYAにすら依頼しない。そしてスペースの大部分は椅子と机を並べる(できればコンセントもつけたい)。本を読みたいやつは取り寄せて読んでもらう。蔵書がずらっと並んだ図書館は中央図書館だけに集約させてそれ以外は原則蔵書なしだ。
公共の学術施設にも市場原理への適合が求められる時代とはなあ
市場原理というか住民が大して必要としてないもの(ここは俺の推測だから間違ってるかもしれない)を「ずっとそうだったから」って理由だけでやり続けるのはどうなの?って思ったんだ...
税金の使い道の話は難しいよな 主張を同じくする納税者が仮に50%いたとして、そいつらの言う通りにしたら残り50%の意には反してしまうわけで 東京の区ぐらいの、直接民主主義が実現可...
都内ではコミュニティセンターで 高齢者は新聞読んでるし、学生は自習してるけどな 空調完備でウォシュレットも冷水機もある やはりお金のない町は 国の補助金を得るために図書館の...
公立自習館を作ろう