2023-04-21

歳をとる前に婚活に動けて良かった

モテない人生だった。友達はそれなりにいたので、休みの日に孤独を感じることはなかった。

29~30歳の頃に、周囲に結婚ラッシュがあった。

仲が良かった友達も誘いづらくなり、マッチングアプリ合コンや、友人の紹介を頼るもうまくいかなかった。

そうしているうちに、30を過ぎた独身の友人が増え、またその友人と遊んで、飲んで、楽しい毎日を過ごしていた。

気づけば33歳になっていた。かつて結婚ラッシュがあった頃の友人には子供が生まれていた。

30歳を過ぎてできた友人も結婚するやつが出てきた。自分けが何も変わっていなかった。

このままでは自分けが40歳50歳になっても一人でいるような気がして、その時の孤独に耐えられる自信がなかった。

かにとりつかれるように婚活マッチングアプリを始めた。

かつてアプリを使った出会いが上手くいかなかった理由分析した。

フラれたらカッコ悪い、みたいないらないプライドは捨てた。頑張って頑張って、1年後に結婚した。

今は子供も生まれ、どうにかこうにか毎日を過ごしている。

ふと、結婚しなかった世界線自分想像した時に、30代の後半くらいであれば

まだ年代の近しい友人と飲みに行ったり旅行したりということはできただろうと思う。

しかし、5年後10年後と思うとどうだろうか。

結婚しない選択をする人の中には、そもそも他人と暮らすことの方がストレスが大きかったり、

その場その場で人生を楽しめる才能があるんだと思う。

自分はこの5年くらいで、老いというものを感じる機会が増えてきている。

頭も体も衰えていく中で、一人で生きていくだけの覚悟も度胸もなかった。

それに気づいたのがまだギリギリ活適齢期で、たまたま相手が見つかって、結婚できたことに安堵している。

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