教職6年目、生徒を全く愛せない。
愛せないというか、無理。存在が。
たまにはかわいいと思うこともあるし、親身になってあげたいと感じるときもあるけど、ベースが嫌いなんだよな。嫌いのなかで、多少マシなやつとより嫌いなやつに分かれるだけ。
オキニとかいう言葉があるが、思い上がるなよと思う。「生徒」の時点で「お気に入り」なわけないだろ。
もちろん生徒にきちんと愛をもって接している教員もいるんだろうが、すげえな〜としか思えない。自分には無理だ。
だいたい、高卒のために嫌々入学してきて授業も行事もまともにやらない、ていうかそもそも学校に来ない、こっちへの敬意ゼロみたいなやつらに対してどう敬意を払えっていうんだ。向こうがこっちを単位排出マシーンだと思ってるなら、こっちだって向こうをよく喋る給料だと思っててもいいだろ。教員はどんな生徒でも人間として愛さなきゃいけないのか。
もっとマシな学校にいけば少しは違うかもとか思うけど、偏差値50以下なんてどこもこんなんだろうし、上位校なんて僅かだから希望ももてない。
なんで教員になったんだろうな。もっと有意義な仕事だと思ってたよ。小学生レベルの知能のやつらにむりやり高卒資格を与えて世に放って、世間様に申し訳ないよ。
こんな感じでも生徒には好かれてるから、このゴミみてえな感情は伝わってないっぽい。好きな先生ランキングみたいなのに入選したりしてキモいけど、このくらいドライな方が生徒も接しやすいんだろうか。
いっそめちゃくちゃに嫌われたほうが、潔く辞められるのにな。まだどこかで、こいつらに愛着を持てるんじゃないかと期待しちゃってるんだよな。
早く異動して、こんなこと悩まなくていい、進路選択に親身になって寄り添ってあげたいと思える環境にいきたい。人間としての大事なところが年々損なわれていっている気がする。
オレ55歳が高校生の時に印象に残っている先生はそーゆー「愛のない」評判だったな。 これからもちゃんと数値のでる成績だけで生徒の評価をするんだぞ。