2023-02-14

妊娠してなかったらってよく思う

増田ちょっと書き散らす。

妊娠して世の中から捨てられたのが20数年前。

若かった。仕事してた。友達もいた。

妊娠がわかり、職場に告げると解雇を言い渡された。昔だからそんなもので許されたのかもしれない。ショックだったけど辞めて職安通いしたけど、妊婦採用する職場はなかった。

産後保育所に申し込もうとしたけど条件が厳しいことばかり言われ、働いてるお母さんから優先と言われた。預け先もないのに就職できなかった。

夫は毎日深夜帰りの激務。育児には積極的だけれど平日はおろか休日も頼れなかった。

10引きこもり子供と向き合った。

時間アルバイトを探して面接を何度か受けた。当たり前のように、子供さんが熱を出したらどうするんですか、行事はあるんですか、休むんですかと聞かれた。そんな経験をいくつもした。やっと採用されたのは最低賃金の週3日程度、離職者の多い近所の商店で、持ってたスキルもなにも役に立てられない仕事だった。

今は違う仕事をしていて、ほぼフルタイムだけどワープア上司はいい人。同じくらいの年代男性で、同じく一人だけ子どもがいて、私の10倍以上稼いでいる。

子供のいる人生は代え難いものだけれど、もしも妊娠していなければ、と思うことは多い。こんなに社会的価値のない人間にならなかったかもしれない。ゴミのように扱われることもなかったかもしれない。歳をとるにつれて、悔しさがつのる。

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