数年前のNHKの朝ドラ「なつぞら」で、広瀬すず演じる主人公のアニメーターは学生時代に演劇活動をしていて、その経験を活かしてアニメ作画を制作していた。
ドラマで繰り返し伝えられたことは「アニメーターは役者である」というメッセージである。
これはドラマのモデルとなった当時のアニメーターたちにとっては常識であったんだろう。
アニメで「役者」といえば「声優」しか思い浮かべない人ばかり。
違う。
アニメキャラに演技をさせるのはアニメーターの仕事なのだ。一挙手一投足をアニメーターがコントロールする。
それが今はアニメーターは絵が上手く描ければいい。止め絵の作画さえ原作通りならいい。そんな視聴者ばかり。
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