身内の愚痴話
父とのコミュニケーションはいつも父からの一方的な説教に終始する。
以前は納得がいかないときは意見をしていたがそれが聞き入れられないと分かったとき、こちらの意志を相手に伝えることを諦めた。
それでも父は説教に終始する。
廊下でのすれ違いざま、食事中、こちらへの説教が話の内容すべてを占めている。
振り返ると以前は自分も他人とのコミュニケーションは何かへの批判や説教に終始していた。
実家を離れ時間が経ち、相手の感情や考えを踏まえた会話をするよう心掛けるようになった。
そう心掛けるようになったのは、人間関係が変わり父などの家族以外との人間とコミュニケーションをとるようになったのが原因だと思っている。
いまでもたまに説教のクセが出そうになるので気を付けている。
時と場に応じて人を喜ばせたり楽しませるコミュニケーションができるのが自分の理想だ。
(自分は何か学びや利益を得ようとしたり疑問を納得・理解しようとするようなコミュニケーションをしてしまう。相手はそんな会話を欲していないタイミングもあると思う。)
それから実家に戻ったが、やはり父のコミュニケーションは変わっていなかった。
正確には実家に戻ってから父のコミュニケーションが一方的であることを認識した。
これは様々な人と交流することで得られた気付きだと思う。実家を出て良かったことの一つだと思う。
兄弟は実家には戻っていない。分からなかった戻ってこない理由のひとつが分かったような気がする。
父の一方的なコミュニケーションは父自身を幸せにしているのだろうか。
もちろん尻を叩いてもらっているありがたみの側面もあると思う。