新しい物を買う時に、価値体験の前に金を払うか、価値体験の後に金を払うかでビジネスが大きく違う
先に払って食べるのだと、その食べ物がまずかったときでも注文した分の商品が出てくる
後払いだと、その食べ物がまずかったときに注文を最小限に留めることができる
商品を使う前に金を払って、使って見て初めてその良さが分かる
もちろん二度目の購入の際は別である
中身に自信があるだとか、入り口のハードルを下げたい時に後払いにする
● 支払い
とすると
先払いは ●→◯ であり
後払いは ◯→● であり
リピート購入は ◯→●→◯→●→◯→● となる
リピート購入(サブスク)してもらえるのであれば初回で損しても問題ないとわかるだろう
両者の戦略は大きく異る
先払いはとにかく「良さそうだと思われる」ことが重要である、実際に良いものであるかどうかは関係ない
特にリピート購入しないタイプの商品は、買ってもらえさえすれば後はどうでもいい(口コミとかがあるからそんなことないけど)
後払いはとにかく「良いもの」ことが重要である、そしてそこからどう金を落としてくれるかと考える
そしてアニメは後払いの最たる例だ
映画の戦略は「面白そうと思わせる」ことであるが、実際の中身はどうでもいい
「面白そうと思わせる」ために後払いである漫画やアニメを活用している(持ちつ持たれつ)