昭和も中頃辺りまでは人前で男女がハグしてたりキスすることは非常に嫌われたことだし、女性が露出の多い格好をすることも強く批判されて、世間に喧嘩を売る気合の入った女性でないとなかなか出来ないことだった。
そういう女性がどれほど馬鹿にされ貶められ嫌われたかは、その時代では子供だった俺でもよく覚えている。 最近再評価されてるらしい田島陽子先生が、前世紀にはどれくらい侮辱されてたかなどは、若くても知っている人が多いのではないか。
そうやって世間に盾突いたことで社会的な抑圧が随分解消されたと思ったら、世代の違う「フェミニスト」を自称する人達(これは女性だけではない)が「この表現は公共の場所にあってはいけない」「これも許されない」「こんなものがなぜ許されると思えるのだろう」って運動を活発に始めて、実際に締め付けは段々と厳しくなり、息苦しさは日を追って強まるばかりの世界になった。(運動をしている人達にとっては正義の勝利であり、不義の悪人達が苦しんでいるだけなのだから愉快であろう)
昭和から緩くなっていた(ある人間達からは)嫌悪される表現の制限、抑圧が再び強まって行くのを見ると、なんと言うか諸行無常を感じる。
JJIかBBA乙 世の中グローバルなんちゃら加速してキスモハグも挨拶という人たちがジワジワふえてるということですね 諸行無常というよりは盛者必衰の理、旧い固定観念は少数派になって...
恋愛に限ったことではないが、何事においてもオープンにしたがらない日本人の性格が根強く染み付いていることの表れだと思う。 特に幸せに関しては周りにひけらかすのではなく、曖...