電気自動車の補助金について調べたら、充電スタンド関連の補助金事業が出てきた。
「ダイナミックプライシングによる電動車の充電シフト実証事業」
https://sii.or.jp/dp03/uploads/R3DP_kouboyouryou.pdf
充電料金を変えることで電力が余っている時間帯に充電してもらう。なるほどなるほど、良さそうな考え方だ。
本事業では、再エネ電気を最大限活用するため、卸電力市場価格等に合わせ、電動車の充電時間のシフトを促し、その実施内容のデータ等を取得し、効果を検証する実証を行うことで......
充電設備の検証ではなく、ダイナミックプライシングを促せるかどうかの実験か。
① 実証参加者毎に充電シフト実証を実施する事業であり、各実証参加者が下記の要件を満たすものであること。
充電シフト実証の期間が30日間以上であり、そのうちDPメニュー適用期間が15日間以上、かつDPメニュー適用期間中に基礎充電設備からの充電行動が1回以上実施されること。
うんー?
15日間以上充電すること?
ダイナミックプライシングを使うか使わないかの実験なのに、利用期間を強制するの?
確かに30日間"以上"の期間中に15日間以上の利用なので、実験期間を1年取れば自然なデータが取れそうだけど、車に装置付けたりドライバーにアンケート取ったりするらしいし、そこまで実験期間を長くするとは思えない。
一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が取り扱う補助金は、公的な国庫補助金を財源としており、社会的にその適正な執行が強く求められます。