ライブを観に行った。
メロコアの強い土地にいたのでモッシュ全般への嫌悪感をずっと持っていたのだけど、最近はまあそういうもんか、とも思う。
まあ普通にうるせ〜〜〜って思うんだけど。
何が嫌かと考えると、型みたいのが決まっていてそれをなぞるのが気持ち悪いというのがある。
それで感情の発露みたいなツラをしているのが生理的に受け付けないんだろうと思う。
本来的には無軌道に、無秩序に、個人的になされていたであろうものがある種のファッションとして行為される。
ステージの横でそんな偽物をニコニコ展示されても、不愉快になるだけだ。
そこに「日常からの解放」があるのか(そもそもそんなものが存在するのか)?
手を挙げるとか拳を掲げるとか中指を立てるとか涙を流すとか、さ。
ふと、地元のライブハウスにいた、前の方に陣取ってライブ中に拳を掲げながらめちゃくちゃフロアを振り返るおじさんを思い出した。
あと、個人的に、根本的に、演者とのインタラクションを望んでいないんだろう。
今まで生きてきた中で音楽に救われる瞬間っていうのは間違いなく存在していた。