昔からありとあらゆる場所で定期的に言われてるけど「裏切られたのではなく自分が期待しすぎただけ」という価値観を持ったら本当に人生が楽になった。
離婚の原因は「自分も元パートナーも相手に期待しすぎていた」ことだと思う。
元々価値観が合わないのもあったが、お互いに相手が変わってくれることを期待していた。
そんなんだから「自分は頑張ってる、我慢しているのに相手はそれを認めてくれない」と言い合って喧嘩ばかりしていた。
離婚後に「相手には期待をしない」が根付いているパートナーと出会い、紆余曲折あったがその人と過ごすことでいかに自分が相手に対して勝手に期待していたかを気付かされた。
割と尽くしたり世話を焼く方で、あれこれとパートナーにしていたが相手はそれに見合うだけのものを返してくれなかった。
それに不満が溜まってぶつけたところ「自分はなにかしてくれと頼んだことは無い」とすげなく返された。
その時「たしかに」とめちゃくちゃ腹落ちした。
自分は相手に好かれたい、愛情を返して欲しいと見返りを求めて奉仕していたのだと痛感した。
ましてや見返りがないことに不満を抱くなど。
それからは更に尽くすようになったが見返りが欲しいとは思わなくなった。
自分がしたいようにしていることを受け止めてくれているパートナーをありがたいとすら思うようになった。
それに期待をしていない分なにか見返りがあるととても嬉しく思う。
相手が自分に対して何かしたいと思ってしてくれたのだと前よりも深く思うようになった。
恋愛に限らず仕事や友人に対しても期待するのを止めたところしょうもないトラブルや誰かを憎む気持ちが一切合切消えた。
フラットな気持ちで接すると、一般的にガッカリすると言われるようなことが起きてもなんとも思わない。
感情や価値観を全て自分起因にすると相手から影響を受けないのでメンタルもかなり安定する。
ドライだと思われているかもしれないが、被害者意識を捨てたことでむしろ以前より他人のことが好きになった。