インターネットで、夫婦は話し合いが大事ってよく見るから、七十代の俺の親にも、なにかあったら早め早めに二人で話し合うことをすすめてきたんだわ。
そしたらまあ、夫婦仲が悪くなって仕方ねえの。ウケる~。(ウケない。なぜなら俺はパラサイトこどおじだから)
父親が、自分の言いたいことをうまく言葉にできないから、母親の方が筋の通った話ができてしまう。その場の話し合いは母親の意見が主に通る。そんで父親が不満をため込む。父親が言葉にはできないけど不機嫌そうな態度にはなり、イライラが滲む。母親がそれにストレスを感じる。結局話し合いをご破算にして父親の希望を叶えたりもする。そんなこんなで両方がイライラを感じて夫婦仲が険悪になる。
あの世代の高齢男性の言語能力が低い率って、かなりあると思うよ。
俺の父親がとりわけそうだって可能性もあるけど、世の中に「男はコミュニケーションができない」「寡黙で言葉少ない」「男の方が言語能力が衰える」みたいなステロタイプが流通してるのを見ると、そこそこ本当なんだと思うわ。
こういうことの組み合わせで、夫婦で言語能力が違いすぎるから、話し合いをすればするほどディスコミュニケーションが浮き彫りになってボロボロになるんすね~。
どうしたらいいんっすかねえ~~?