改めてなんとなくwikipediaで竹中平蔵の項を読んでいたら、津田大介と親交が深い、と。
え?
津田氏は竹中氏をあいトリに招き、竹中氏も自身が理事長をつとめるアカデミーヒルズに津田氏を招いた、と。
ええ?
https://www.youtube.com/watch?v=873I0WdI6pI
この組み合わせが実現するのって震災前くらいならギリギリありだったのかなと想像したら、コロナ後だよ。
保守とリベラルの双方から悪の権化のように叩かれ、はてななら「対消滅してほしい」とか罵声を浴びさせられそうな二人がこうして穏やかに話しているのは、今のようにイデオローグになる前からなんらかのつながりがあったからだろうと想像する。二人の名前で検索しても特にこれといった経緯はわからなかったけど。
対談は外野が聞きたくなるようなお互いのイデオロギーにはもちろん踏み込まず、コロナの初期らしい、ネオリベとリベラルが共有できる最大公約数的な話をしている印象だけど、イデオロギーの違いはあっても信頼関係を持って話すことができたら私たちの社会はもっと生きやすいものになるのではないかと、切ない気分になった。
どうせ人は、信頼関係で話しているのではなくて下心で話しているんだ、くらいのことを言うだろうし、そんなものかもしれないとも思うけど、自分は最近、思想や立場の違う人が対話する風景に飢えているのだ、と思った。
ポリタスTVに竹中氏を呼んでもらって穏やかな議論を聞いてみたい。
実際には津田氏は竹中氏との関係をフォロワーから詰められて、竹中氏と縁を切るような態度表明をしてしまったりしないかと心配になってしまう。