単なる自分の趣味嗜好でしかないものに対してさも「こんな常軌を逸した物があるんですよ。世間が許しませんよ」と批判する行為は、人としてなんとも了見が狭く自分の尻の穴の小ささこそが問題でしかない。
それをあたかも相手側が良心や感性に乏しいことによって、社会に不利益となるものを生み出しているとばかりに言うのは卑怯がすぎる。
じゃあお前は関わらなきゃいいだけだろというだけのことを、いちいち首を突っ込んできて「これ好きじゃないんですよ」と言う。
いわゆるネットスラングの「私コレ嫌い!←たまにこういう人がいる」なのだが、あの行為は非情に格好が悪いし、言った本人がちょっとスッキリするだけのために周りがその100000倍の不快感を得るという非情に社会にとって効率が悪い行為だ。
だが「気持ち悪い」の何よりも駄目なところは、そこに正当性があるかのように必至に理論武装してみせるその浅ましさだ。
遊ぶかね欲しさに老人をナイフで突き刺してバッグをひったくった人間が、いざ警察に捕まってみると、やれ社会情勢の不安が人間の心を荒ませてどうこうつまりは酒でも飲まなきゃやってられないけど自分の老後に向けた蓄えに手を付けたくなかったので他人の財布に手を伸ばしたわけですハイそれがなにか悪いですか?、と居直るかのような人格の低俗さがそこにはあるではないか。
そうだな