否。いまだにバカなどと言っているのは意識のアップデートを忘れたお年寄りだけだろう。
もう、バカバカと言って喜んでいられるような時代は終わったのだ。
「いい意味でバカ」のようにマイナスイメージからプラスイメージに転じたというのでもない。
未だにバカなんて言ってはしゃいでいるのは、よほど感覚の鈍いものだけだろう。
しかし感覚が鈍いにしてもバカが時代遅れだと薄々感づいてはいるはず、だのになぜ?
バカ以外になにも持たないから、この期に及んでなおバカに縋るざるを得ないのかもしれない。
恐らく、人々がバカという言葉に引きづられる無意味さに気づいたためだろう。
昔の牧歌的な人々は、バカという言葉が魔力を秘めていると思っていた。
世の中が悪くなるのはバカのせいだし、バカを取り除けば世の中が良くなるとも思っていた。
バカと宣告され、バカと承認されることは、バカにされたものの社会的な死をも意味した。
そしてバカと言う側も反撃されればタダでは済まないという緊張感を持っていた。
だが、そうした万能感が時代遅れであることは敢えて言うまでもない。
人様にバカなどと言う時代遅れな人間がいるなと思ってそれで終わりではないか?
もうバカを休ませてやれ。
マジは江戸時代から使われてるから加齢臭満載というわけだな(謎)