2021-02-16

夢見りあむはヤンデレか?

雑誌BRUTUSNo.933アイドルマスター特集が組まれ、そこで夢見りあむがヤンデレアイドルとして説明されたらしい。

すると雑誌に対して「りあむはヤンデレじゃない」という感想を持った人が割と見かけられた。

個人的には夢見りあむがゲームやそれ以外のメディアヤンデレとして描かれようが描かれまいが面白ければどっちでもいいんだが

改めてヤンデレかどうかについて考えてみる。

まず何らかの対象について病的な愛し方をする人をヤンデレ定義すると

夢見りあむはアイドルになる前は普通でないアイドルオタクであったので確かにアイドル」という概念を病的に愛していた可能性はあると思う。

愛し方が病的だったために周りのアイドルオタク達との間で軋轢が生じて少なから炎上していたという考えも出来なくはない。

しかアイドルとしてスカウトされて3ヶ月後の総選挙彼女は190人中で3位を取ってしまう。

ロクでもない人間自覚していたりあむが素晴らしいアイドル187人より上のアイドルになってしまった事で彼女は苦悩した。

ヤンデレアイドル佐久間まゆで喩えるなら、自分の面倒を見てくれるPを登場直後から病的に愛していたのに

3ヶ月目に大量の下痢便をPの顔面不可抗力でぶち撒けてしまうようなもんだ。

今までのような愛し方も上手く続けられなくなるのも無理は無い。

それでも総選挙から4ヶ月後に夢見りあむは何とか吹っ切れる事が出来た。

ロクでもないアイドルである事は変えられないとした上でそんな自分を持て囃すアイドルオタク達に

そのままの自分をぶち撒ける事にした。

アイドル」の概念迷惑をかける事になってしまうかもしれないが、アイドルらしくもない自分を持て囃すアイドルオタク達が悪い!

そんな責任転嫁も込みの上で「アイドル」をまた愛せるようになった訳である

昔とは違う愛し方になってしまったが愛する相手への迷惑等も意識するようになった分だけ健全な愛し方になったと私は思う。

そして1年が過ぎ、りあむは「アイドル」をより知った上でそれを太陽のようなものと持ち上げたりしながら愛し続けている。

迷惑を掛ける事は自覚しているが少しずつでも「アイドル」にマトモなお返しも出来るようになってはいる。

以上をまとめると夢見りあむは登場直後は「アイドル」を病的に愛するヤンデレアイドルだった可能性はあると言えると思う。

(最近健全に愛する普通アイドルオタクになっているかもしれない)

  • そもそもヤンデレの定義自体が大概あやふやなもんだからなあ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん