https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/kimehito/n/n661fa7a1b3dc
おねロリキメセク天皇氏の弁明記事はすでに消えている。ブコメの反応はまちまちである。
正直今回の〈ジョーク〉の面白さはよく分からなかったのだが、不謹慎ネタ自体はそこそこ好きなので今回の事案に触れた感想を書いてみる。
私は「不謹慎ネタはいくらでもやって結構だが、怒られること覚悟でやらなければならない」と考えている。
不謹慎ネタは不謹慎なのであって、誰もが許してくれるものではない。実際には、同じ文脈を共有していることが明らかな少人数の集まりくらいでしか言う機会はないんじゃないかと思う。
(この点で、今回の〈ジョーク〉が面白いかどうかはあまり関係がないと思っている。)
氏は今回の〈ジョーク〉について、これは誰から見てもジョークであることが明らかだといった弁明をしていた。
そんなわけないのは氏のツイートに寄せられた反応を見ればわかる。残念ながら、Twitterの公開アカウントでの発言は居酒屋の個室での発言ではない。
氏が有名になったのは「安倍の犬」事件だと思うが、「コロナこわいけどぉ、安倍のイヌ見たら元気出た」というツイートにも信じられない反応が集まった。
(当時のことを思い出すのにこの増田を読んだ:anond:20200413231125)
この事件の皮肉なところは、氏が発言に気をつけるようになるのではなくて、むしろ氏のセンスを理解するフォロワーを集めてしまったことにある。
こうしてフォロワーの急増したアカウントがたどる道は二つだ。一つは信頼できるFFのみを集めた鍵垢に閉じこもること、もう一つは自己のセンスを理解した多数のフォロワーに発信し続けることだ。
氏は残念ながら、前者ではなく後者を選んでしまったようだ。インターネットはもはや、氏の周囲に集まった「センスある」人たちしかいない空間ではない。