約1年前、第一志望の大学に合格した。ずっとずっとこのために勉強してきたし、自分の番号を見つけた時は普通に嬉しかったけど、その程度の嬉しさだった。あれ、こんなに頑張ってきたのにこれだけの喜び?と思って自分にびっくりした。同時に、この頑張りに対してこの喜びならもうこの先の人生で私はこの程度の喜びしか感じられないのかもしれないと思って虚しくなった。
最近映画を見ていてもそれは現実的じゃないんじゃない?とかうわーこれはケチつける人がいそうとかそんなことばっかり考えてしまって純粋に映画を楽しめないしいまいち心に触れない。鬼滅を見て煉獄さんが亡くなりゆく所で泣いたり、YouTubeでアメリカの軍人が家族の元に帰ってくる動画を見て泣いたりはしたけど心に触れて泣いてるのかと言われるとお膳立てされた泣きポイントに軽率に涙を流しているだけのような気もする。たぶんこういう考えに陥ってる時点でダメ。
だいたい心に触れるってなんだろう。そんな経験したことないな、生きてれば心動かされるほどの幸せを感じることがあるのかな。そうじゃないとしたら、特別辛いこともないけどあんまり心が動かされることもなく、漠然とした虚しさを抱えたままこうやってずっと生きていくのか?それにしてはこの先まだまだ長い人生に絶望を感じている今日この頃。毎日ご飯を食べられて暖かい布団で寝られて不自由なく生きていられるだけで幸せなんだよとか言ってる人いるけど当たり前を幸せだと感じられるほどの精神状態に行き着けてないし、その程度の幸せで折り合いつけてやってかないといけないならマジできついなという感想。
映画、現実にそういう心の人が居ると思えたら感動するかんじ